竹田昭彦・日誌(#31)・6月03日(水)  

大震災・福島原発事故の
被害者の声つなごう

 
鈴木好雄田舎館村長(右)からペナントを託される=2015/6/3、田舎館村役場  
 
東北6県の連帯幕を掲げて行進
=2015/6/3、田舎館村
 
 今日は、旧浪岡町(現青森市)、旧常盤村(現藤崎町)の行進、藤崎町、田舎館村、黒石市、平川市の行進と役所訪問、弘前市での引き継ぎ式と行進です。
 天気は、曇りで、午後の後半に雨が降りました。
 午前は旧浪岡町、旧常盤村、藤崎町、田舎館村で、午後は黒石市、平川市、弘前市でした。
 午前9時、旧浪岡町役場(現青森市浪岡庁舎)から行進が出発しました。
 行進の方法は、行進する人と、役所訪問する人に別け、同時進行です。私は地元の役員数人と役所訪問でした。そして、役所訪問の合間に、行進もしました。行進中の場所を探す苦労もあり、複雑でした。
 役所訪問で印象強かったのは、藤崎町がリンゴ「ふじ」の発祥地であること。そして栽培本数が、日本より中国の方が何倍も多いと聞いたことです。町長は、ペナントに「ふじりんご発祥の地 藤崎町」と書きました。
 田舎館村訪問では、村長がペナントに「タンボアートの村長」(写真上)と書きました。稲田をアートに見たて、稲の種類による葉色の違いを「絵の具」に栽培、役場の「天守閣」から鑑賞します。「絵の具」は20種類ほどあり、白い葉の稲が栽培できるようになってからは、でき栄えが格段よくなったそうです。
 青森市から出発した行進では、東北6県の連帯幕「2015年被災地連帯平和行進」(写真下)をリレーしています。この幕は、2011年3月の東日本大震災と福島原発事故をうけ、その年に「大震災の被災者支援・被災地復興、自然エネルギーへの転換を」掲げ、東北6県をリレーしたのが始まりです。
 参照 http://www.takeda-a.net/11-6-05.html
     http://www.takeda-a.net/11-6-07.html
     http://www.takeda-a.net/11-6-24.html
     http://www.takeda-a.net/11-6-30.html
 行進は、黒石地域が9区間を、参加者20~40人で10数㎞です(距離の詳細は分かりませんでした)。
 弘前市の行進は、雨と風のなかを参加者100余人で2.2㎞です。