竹田昭彦日誌(#55)7月02日(月)
〈 大阪弁で シュプレヒコール 〉
 泉佐野市、貝塚市、忠岡町の役場訪問と行進、和泉市の行進です。
 今日は、昨日の大雨に変わって晴天となりました。
 
ニューヨークの国連要請行動(2010年5月)で掲げた幕を持って行進=泉佐野市
 日本原水協は、2010年5月の国連NPT(核不拡散条約)再検討会議へ向けて、1500人の代表団を派遣し、要請行動を行いました。そのとき、大阪府の代表団が持って行った幕を、今年の大阪の行進でも掲げています。
岸和田市の「巡回平和パネル展」案内
 12時40分、岸和田市役所へ着くと、市役所の玄関ロビーで、「巡回平和パネル展」を開いていました。
 案内の人に伺うと、6月21日から開いており、今日で終わりだそうです。その後は、市民センター3か所と、女性センターで、順次開かれ、8月3日まで開きます。
忠岡町役場の「平和の鐘」
 午後3時50分、忠岡町の行進出発では、役場前に建てられた「平和の鐘」を鳴らして行進がスタートしました( 参照 \2007-6-02.html )。
 今日の午前の行進では、大阪弁でシュプレヒコールを行いました。
 沿道に住んで入人や、行き交う人には、「命令調」の語尾に力の入ったシュプレヒコールよりは、親しみを感じたと思います。
 紹介します。
      ヒロシマ、ナガサキを繰り返させたらあかんで (あかんで)
    核兵器はいらんで (いらんで)
    日本に米軍基地はいらんで (いらんで)
    政府は沖縄県民の声をちゃんと聞いてや (きいてや)
    関空の軍事利用させへんで (させへんで)
    政府は憲法9条をまもってや (まもってや)

    (   )部分は行進者が声を出す 
 
   平和行進のシュプレヒコールは、行進者を鼓舞するためか、沿道の人たちに共感と賛同をしてもらうためか、考えて行うべきと思っています。
 「命令調」の語尾に力の入ったシュプレヒコールは、沿道の人たちから、耳をふさがれるなど、イヤがられた体験を何回もしました。シュプレヒコールを活用する場合は、目的の検討と工夫が必要とです。
 お国言葉のシュプレヒコールは、行進者にも、沿道のひとにも、親しみがある一つと思います。
 なお、シュプレヒコールをしない県や、止めた地域もあります。活用する場合には、沿道の人々からの共感と賛同をいただける工夫が必要と思います。耳をふさがれたり、反感をもたれる様な音声ならば、平和行進の主旨から外れてしまいます。
( 参考 \2007-7-24、 \2008-7-22、 \2010-7-21、 \2010-7-26、 \2011-7-27 )
 今日は、5区間を区間により70〜130人余で延べ20.8q歩きました。