竹田昭彦日誌(#58)7月02日(月)


〈平和行進の楽器もいろいろ〉

行進で使われた楽器、左からタンバリン(?)、太鼓とバチ、鳴子
 今日の行進は、泉佐野市、貝塚市、岸和田市、忠岡町、和泉市です。
 行進中には、先頭を行く宣伝カーの音の他に、行進者たちの歌声やピースコールが響きます。今日は、太鼓の音が響きました。よい音だったので、見せてもらいました(写真)。沖縄の太鼓だそうです。小型ですが、皮の張りもよく、しっかりした物です。太鼓の音は、沿道の人々の心に響く気がしました。
 その他の鳴り物として、¥100ショップで買ったという、タンバリンを応用した棒状の物や、高知のよさこい踊りで使う鳴子などがありました。
 平和行進を「ピースパレード」と呼び、「デモ行進」とは呼ばないように、なってきています。交通整理のお巡りさんの話を聞いていると、一律に「デモ行進」とは呼ばず、「平和行進」と呼ぶ警察署もあります。また、シュプレヒコールを「ピースコール」と呼ぶようにも、なってきています。時代とともに、様変わりします。
 いずれにしても、平和行進が国民の心に響き、核兵器廃絶の大きな国論になってほしいです。
忠岡町役場の「平和の鐘」
 岸和田市役所の出発集会では、「久間防衛相の原爆投下容認発言に抗議する決議」を「泉州平和行進岸和田出発集会」の名で採択しました。決議内容は、昨日の採択文と同様です
 忠岡町役場からの行進は、「平和の鐘」を鳴らして出発しました。数回鳴らされた鐘の響きは、身体に共鳴し、これまでにない厳かな雰囲気を感じました。
 「平和の鐘」建立の主旨を刻んだプレートには、昭和60年に「非核平和都市宣言」をし、平成10年に「平和のモニュメント」として「平和の鐘」を建立した。そして、改めて「全世界の平和と安全を祈願する」との主旨が書いてありました。「平和のモニュメント」は、市役所前広場の中央の目立つよい場所にあります。
 今日の行進参加者は、区間により60〜120人でした。歩いた距離は21qです。
 泉佐野市、貝塚市、岸和田市の行進では、各訪問した市役所の市長さんと議長さんから歓迎と激励のメッセージ(代読)をいただきました。岸和田市役所では、岸和田市原爆被害者の会(はずき会)の会長さんから、メッセージ(代読)をいただきました。
 忠岡町役場訪問では、町長さんと副議長さんから歓迎と激励の挨拶をいただきました。