竹田昭彦日誌(#83)7月27日(水)
〈 埼玉から 東京へ引継 〉
 今日は、埼玉県から東京都へ引き継ぎ、板橋区の行進と区役所訪問、北区の行進です。
 埼玉県には、群馬県から引き継いだ「リレー横断幕」(25日説明のA)と、栃木県から引き継いだ「リレー横断幕」(25日説明のB)があります。
 その2幕は、私が青森県の津軽半島から五所川原市方面コース(A)のときと、福島県の福島市、二本松市、郡山市のコース(B)のときに、それぞれ持って歩いたものです。
 これも複雑で、秋田市で日本海コース(A)と内陸コース(B)にの二つに別れ、それぞれの県を通ってきた「リレー横断幕」です。 
埼玉から東京へ引き継ぐ二つの「リレー横断幕」=板橋区・見次公園
 午後1時半、東京都板橋区の見次公園で、埼玉県から東京都への引継式が開かれ、埼玉県実行委員会の代表者4人が持ってきた「リレー横断幕」2幕が、東京へ渡りました。
 なお、埼玉県内の行進は、7月24日に戸田市で全てが終わっています。
 かって、私が2002年「北海道→東京」内陸コースの通し行進に参加したとき、宅急便で、「リレー横断幕」が埼玉県から東京都へ渡ることを知り、ビックリしたことがありました。
 それぞれの県が、力を入れて引継式に取り組み、経過や成果を報告して「リレー横断幕」を引き継ぎます。そそて、「団体リレー旗」は個々に団体名を呼び上げて引き継ぎ、「よろしく」と、連帯感を高め合っていたからです。
 いつの年か、「リレー横断幕」が直接埼玉県の行進団から東京都の行進団へ、休日を置かず荒川を渡る日がくるだろうと思います。
荒馬座の太鼓とはやしに乗って行進=板橋区・中山道(国道17号線)
 今日の行進には、板橋区に本拠地を置く、民族歌舞団「荒馬座」の団員5人が先頭に立ちました。太鼓とはやしを絶え間なくならし、企画制作部の女性が宣伝カーのマイクを握り、青森県の民俗芸能「荒馬踊り」の “ラッセーラ〜” のかけ声とリズムに乗せて、ピース・コールをしました。
 沿道の人から「がんばって〜」と拍手されたり、年配のご婦人から投げキッスをされました。投げキッスは、初体験です。
 行進者と沿道の人達と、一体感ある素晴らしい行進でした。
 東京の行進では、命令調で、語尾が甲高いシュプレヒコールを多用することが特徴ですが、今日は世の中が変わった印象を受けました。
           《 ピース・コールの一例 》

   アナウンサー  ピース・コール  
   行進者   ピース  
   アナウンサー  ラッセーラ〜 ラッセーラ〜  
   行進者  ラッセ ラッセ ラッセーラ〜  
   アナウンサー  世界の国から 核兵器 な・く・せ  
   行進者  世界の国から 核兵器 な・く・せ  
   アナウンサー  原発いらない もう・いら・ない  
   行進者  原発いらない もう・いら・ない  
       
   アナウンサー  ラッセーラ〜 ラッセーラ〜  
   行進者  ラッセ ラッセ ラッセーラ〜  
   アナウンサー  ノーモア 被爆者 核兵器 な・く・せ  
   行進者  ノーモア 被爆者 核兵器 な・く・せ  

 今日の行進は、130人前後で6.8q歩きました。