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日韓国際フォーラム(3) | |||||||||||||||||||||||||||
38度線見学 統一列車はパリへ | |||||||||||||||||||||||||||
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朝鮮半島南北の鉄道連結でアジア・ユーラシア大陸鉄道ネットワークが完成する =2019/06/01、京義線ドラサン(都羅山)駅 |
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午前、ソウルの宿からバスで出発し、ハンガン(漢江)の流れに沿った右岸を行くと、北朝鮮から流れてくるイムジンガン(臨津江)と合流する地点に着きました。 川の中心部が、南北の国境線です。 右岸の小山オドゥサン(烏頭山)にある「統一展望台」から、数㌔先の北朝鮮を眺めたが、もやがかかり、建物などがはっきり見えません。晴天ならば、人の動きも見えるそうです。 河口は黄海で、カンファド(江華島)です。 午後、パンムンジョム(板門店)に近いドラサン展望台とドラサン駅を見学しました。 現在、南北間の列車も道路も封鎖中です。 両施設とも、軍事停戦境界線(38度線)の非武装地帯(DMZ=南北2㌔で計4㌔)の直近にあります。 参照 http://takeda-a.net/marathon-14-dmz 展望台からは、パンムンジョムや、韓国が開発した北朝鮮側のケソン(開城)工業団地などが見られます。 ここも、もやがかかり、はっきり見えません。 鳥観模型図で見ると、ケソン工業団地は、展望台の目と鼻の先にあるようでした。想像していたより近く、驚きました。現在、南北間の問題で稼働停止中ですが、稼働中は、韓国の人達が列車や車で通っていたそうです。 ドラサン駅の見学では、プラットホームに入り、行き先を示す看板を見ながら、同胞が住む北朝鮮は直ぐそこなのに、人間のむなしさ、情けなさを強く感じました。駅舎に展示の地図を見ると、この鉄道を通って、ポルトガルやトルコなどと、連結する様子が描かれてありました。ドラサン駅からソウル駅までが56㎞、ピョンヤン 駅までが205㎞です。 午前に見学したオドゥサン統一展望台の展示室には、新幹線風の「統一列車」の先頭車に「ソウル ー ピョンヤン ー パリ」と記してありました。 すなわち、この鉄道が安定した運行をすれば、朝鮮半島からアジアとユーラシア大陸の鉄道ネットワークが成立します。開通は、平和のシンボルです。日本から見れば、プサン(釜山)駅から、人や物資の移動が大陸の各国へ可能となり、利便性が高まります。 ここで、一昨日にお会いした、韓国の体育市民連帯の人達を紹介します。 オ・ジョンス檀国大学教授、イ・ギョンリョル事務局長、パク・へクス前事務局長、檀国大学2年生アン・スルギさんです。新日本スポーツ連盟からは、佐藤好行国際局韓国担当、竹田昭彦日本原水協担当です。 なお、アン・スルギさんは、今年の国際青年リレー行進に参加します。 |
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