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日韓国際フォーラム(3)
38度線見学 統一列車はパリへ

朝鮮半島南北の鉄道連結でアジア・ユーラシア大陸鉄道ネットワークが完成する
=2019/06/01、京義線ドラサン(都羅山)駅
ドラサン駅名看板が次の駅(右方向)が北朝鮮のケソン(開城)駅を示す
=2019/06/01、ドラサン(都羅山)
新幹線風の統一列車の先頭には “ソウル-ピョンヤン-パリ” 行きと記してある
2019/06/01、オドゥサン(烏頭山)統一展望台
韓国の体育市民連帯の人達と新日本スポーツ連盟の人達が記念撮影、中央がアン・スルギさん=2019/05/30、ソウル市
 2019年6月1日、今日は38度線(南北軍事休戦ラインで国境)の直近にあるオドゥサン(烏頭山)統一展望台、ドラサン(都羅山)展望台、ドラサン駅などの見学です。
 午前、ソウルの宿からバスで出発し、ハンガン(漢江)の流れに沿った右岸を行くと、北朝鮮から流れてくるイムジンガン(臨津江)と合流する地点に着きました。
 川の中心部が、南北の国境線です。
 右岸の小山オドゥサン(烏頭山)にある「統一展望台」から、数㌔先の北朝鮮を眺めたが、もやがかかり、建物などがはっきり見えません。晴天ならば、人の動きも見えるそうです。
 河口は黄海で、カンファド(江華島)です。
 午後、パンムンジョム(板門店)に近いドラサン展望台とドラサン駅を見学しました。
 現在、南北間の列車も道路も封鎖中です。
 両施設とも、軍事停戦境界線(38度線)の非武装地帯(DMZ=南北2㌔で計4㌔)の直近にあります。
 参照 http://takeda-a.net/marathon-14-dmz
 展望台からは、パンムンジョムや、韓国が開発した北朝鮮側のケソン(開城)工業団地などが見られます。
 ここも、もやがかかり、はっきり見えません。
 鳥観模型図で見ると、ケソン工業団地は、展望台の目と鼻の先にあるようでした。想像していたより近く、驚きました。現在、南北間の問題で稼働停止中ですが、稼働中は、韓国の人達が列車や車で通っていたそうです。
 ドラサン駅の見学では、プラットホームに入り、行き先を示す看板を見ながら、同胞が住む北朝鮮は直ぐそこなのに、人間のむなしさ、情けなさを強く感じました。駅舎に展示の地図を見ると、この鉄道を通って、ポルトガルやトルコなどと、連結する様子が描かれてありました。ドラサン駅からソウル駅までが56㎞、ピョンヤン 駅までが205㎞です。
 午前に見学したオドゥサン統一展望台の展示室には、新幹線風の「統一列車」の先頭車に「ソウル ー ピョンヤン ー パリ」と記してありました。
 すなわち、この鉄道が安定した運行をすれば、朝鮮半島からアジアとユーラシア大陸の鉄道ネットワークが成立します。開通は、平和のシンボルです。日本から見れば、プサン(釜山)駅から、人や物資の移動が大陸の各国へ可能となり、利便性が高まります。
 ここで、一昨日にお会いした、韓国の体育市民連帯の人達を紹介します。
 オ・ジョンス檀国大学教授、イ・ギョンリョル事務局長、パク・へクス前事務局長、檀国大学2年生アン・スルギさんです。新日本スポーツ連盟からは、佐藤好行国際局韓国担当、竹田昭彦日本原水協担当です。
 なお、アン・スルギさんは、今年の国際青年リレー行進に参加します。

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