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日韓国際フォーラム(2)
日韓国民の連帯をアピール

日韓国際フォーラム閉会総会
=2019/05/31、ソウル市庁舎
閉会総会で韓国の被爆者の発言
=2019/05/31、ソウル市庁舎
屋外記者会見・共同声明発表
=2019/05/31、ソウル市世宗文化会館前
 5月31日、日韓国際フォーラム2日目で、閉会総会と屋外記者会見・共同声明発表です。
 午前、ソウル市役所の太平ホール(地下1階)で閉会総会が開かれ、昨日の開会総会と4分科会の報告があり、討論され、共同声明文が採択されました。延べ参加者は、300人と発表されました。
 第2分科会の報告では、私が発言した主旨が話され「反核平和マラソン福島・長崎1800㌔」参加の呼びかけがありました。
 討論で出された発言では、日韓両国の被爆者の訴が印象強かったです。
 特に韓国では、日本以上に被爆者の実相が知られておらず、「慰安婦」や「徴用工」問題の取り組みより、大きく遅れていると感じました。
 その要因の一つには、「徴用工」などで日本に渡ったうえ、被爆したことで、差別と隠蔽があったそうです。生存者は、日本の被爆者の平均年齢81歳より、更に高齢ですから、実相を公にすることと補償問題は大変困難な課題と思いました。
 そのような中で、韓国被爆者の2世、3世の補償を法制化する運動や、来年の被爆75周年には慶尚南道のハプチョン(陜川)で、大規模な被爆者集会を開くことを聞き、力強く感じました。
 韓国の被爆者の70%は、ハプチョン出身者だと話されました。ハプチョンは、韓国の「広島」とも、言われているようです。
 両国の被爆者をはじめとする、両国民の連帯運動をさらに強めたいと、心をあらたにしました。
 会場のソウル市庁舎は、全面ガラス張りのデザインで、広く市民に開かれた庁舎のようです。
 今年3月の3・1独立運動100周年ときも、8階の舞台ホールを使用していました。庁舎設計の発想が、日本と違う感じです。
 参照 http://takeda-a.net/a-korea19-03-01
 午後、屋外記者会見・共同声明発表は、光化門前大通りのソウル世宗文化会館前の階段で開かれました。共同声明は、「日韓両国の市民は、朝鮮半島、北東アジアの非核・平和、さらには、「核のない世界」に向けての国境を越える連帯と共同を一層強化し、拡大していく」ことが強調されました。
 今回の日韓国際フォーラムは、朝鮮半島の非核化と平和体制を実現する可能性が生まれつつある中で開かれ、両国民の共通課題の展望が見えてきたと思います。
 2016年からはじまった、韓国青年の国際青年リレー行進参加が、今年で4年目になります。
 私の全国通し行進も、19年目になります。北東アジアの非核化、核兵器廃絶を強く訴えたいと思います。
日韓国際フォーラム共同声明

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