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平和への旅
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韓国ピース・ツアー(2)
② 釜山 平和の少女像
 
在釜山日本領事館前の“平和の少女像”で横断幕を掲げるピースツアーの人たち
=2016/3/23
 
 
在釜山日本領事館前の“平和の少女像”でソウル市民(左から2人目)の訴えを聞くピーツアーの人たち
=2017/3/23
 
 
在釜山日本領事館前の“平和の少女像”と筆者
=2017/3/23、釜山市
 
 
城南市役所の“平和の少女像”(中央)、少女の左が筆者
=2016/8/17
 
 ● 3月23日午前 釜山市の平和の少女像を訪ねました。
 その少女像は、在釜山日本国領事館前の歩道にありました(2016年12月30日設置)。
 ソウル市の日本大使館前の少女像は、車道の向こう側の歩道にありますが、釜山は領事館直前の歩道でした。
 ピースツアーの一行は、“日本政府は日本軍「慰安婦」にまっとうな謝罪と賠償を行え”の幕(写真1段目)を掲げました。
 一行がいる間だ、プラカードを持って訪ねて来た釜山市民の金相今(キム・サンガ)氏(男性68歳)は、「被害者と加害者の立場にたてば(日本政府は)何をなすべきか分かるはず」(写真2段目)と話しました。何か抗議されるかと思っていましたら、冷静な対応で、余計な勘ぐりに赤面しました。
 私は、持参した鯉のぼりの吹き流しに“戦争のない世界”と3ヶ国で書いて捧げました(写真3段目)
 現在、日本政府は少女像の撤去を要求して抗議し、大使を帰国させています(1月9日帰国)。
 昨年、韓国の平和マラソンで、ソウル市隣の城南市を走ったとき、中継所の城南市役所の敷地に“平和の少女像”がありました(写真4段目)
 それを見て、「市役所にもあるのだ」と、たいへん驚きました。
 “平和の少女像”設置運動は、民官あげての運動の様子です。
 参照 16-8-17.html
 よく考えると、日本の市町村の多くの役場などに、“非核平和都市宣言”や、“核兵器廃絶宣言の町”などの塔や碑が建っています。
 少女像も、それと同じような意味合いで、根っこが繋がっているのだろうと思います。それぞれの国民の、歴史の悲願です。
 例えば、米国政府が“非核平和都市宣言”の塔などの撤去を要求したならば、どうなるでしょうか・・・ 住民も自治体も黙って応じないでしょう。 
 2016年12月28日に発表した「慰安婦問題日韓合意」は、慰安婦問題などで、日韓首脳会談が3年以上開かれず、米日韓軍事同盟に支障をきたす心配した米国の圧力で、強行されたと言われます。
 その合意には、韓国々民の70%が「河野談話や村山談話からの後退」と、受けとめていると聞きました。
 参照 a-korea16-02-22.html
 釜山へ来る機中で読んだ、3月22日付けの朝日新聞には、少女像が置かれた歩道管理者の釜山市東区の区長が、「東区に少女像を抑えるだけの力がない。それだけ少女像に対する民族的感情が極みにあると断言できる」、「韓国の場合、法の上に国民の声がある」「違法だとしても、市民の声が法を上回ることがある」などと話した・・・との記事がありました。
 そして、設置披露の集会を許可したのは、領事館の昼休みの時間で、業務に支障が無いとも話しています。
 いずれにしても、 “平和の少女像”設置問題は、その国の主権に関わることだと思います。
 日本政府は、日韓合意の違反を表明しても、安倍晋三首相が「強制連行の公文書は無かった」と国会答弁し、「慰安婦」問題全体に日本政府の関与が無かったようなイメージを広げています。
 参照 a-korea16-02-22.html
 そのようなことからすれば、公館設置の交際条約「違反」云々と抗議しても、問題の真の解決にはなりません。
 両国が、植民地時期の歴史に真摯に向きあい、話し合いで解決するのが筋だと思います。
 キム・サンガ氏が話したように、リスペクトが大切だと思います。

 
 
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