竹田昭彦・日誌(#06)・8月03日(木)    

海田町から府中町へ
被爆者の避難路をたどる

2023国民平和大行進お疲れさま会=2023/08/03、広島市・広島ロードビル
府中町役場で歓迎式
=2023/08/03、府中町
東京→広島コースの通し行進者村上厚子(右)あと2日の激励
=2023/08/03、海田町役場
被爆者の治療にあたった府中小学校(旧小学校の場所)前を行進=2023/08/03、府中町
府中町の原爆の碑
府中町の原爆の碑前で歓迎と安芸から広島市への引き継ぎ式。挨拶するイ・ジュンナムさん(左)=2023/08/03、府中町
 8月3日、坂町、海田町、広島市安芸区、府中町の役場訪問と行進です。
 天気は、連日の炎天でした。
 午前9時、坂町役場で職員25余名の参加のもと、歓迎式が開かれました。
 冒頭、原爆で亡くなった方々に黙祷を捧げました。昨日の呉市役所でも、黙祷を捧げました。私がこれまでに参加したときは、なかったことです。
 式にすすみ、町長からの激励のメッセージを、副町長から披露されました。 行進へ移りますと、職員の参加が本庁舎だけではなく、離れた棟の職員も何人か参加されたことを知りました。
 行進がすすみ、1㎞先の北新地運動公園の「坂町原爆犠牲者追悼碑」に寄り、冥福を祈りました。
 参照 takeda-a.net/15-8-03.html
 12時前、海田町役場に着きました。
 ここでは、東京→広島コースの通し行進者村上厚子さんを激励するメッセージ「あつこさん おかえり あと2日」が見えました。
 私は、村上さんと8月1日の二方駅からご一緒しています。各場所での挨拶の度に、「あと何日」と話していましたので、ゴールが見え大喜びでした。
 今日の終了地点「原爆の碑」の手前にある、府中小学校(旧府中国民学校の場所)前を通ると、その国民学校の2階で、治療の甲斐なく亡くなった被爆者を、2階の窓から下のトラックに投げ降ろし、河原で油をかけ、焼かれた話しを思い出します。
 その作業をした人に、直接聞いていたからです。
 手記の一部を紹介します。
 手記 takeda-a.net/08-8-03.html
 参照 takeda-a.net/07-8-03.html
 原爆の碑は、亡くなった被爆者が焼かれた場所です。
 原爆の碑
 参照 takeda-a.net/10-8-03.html
 ここを行進するのは、今年で9回目になります。全国で最も多いコースで、身の引き締まる一つです。
 午後3時50分、原爆の碑前で、歓迎と引き継ぎ式が開かれました。
 町長からのメッセージを副町長から披露されました。
 ここで、今日の行進が終了です。
 夜は、恒例の「平和行進お疲れさま会」を開いて頂きました。
 私がこれまで出席した方法(ホールでの報告と会食が一緒)と変わり、ホールでの報告会後に、レストランに移り会食でした。
 今回の広島の行進は、全国通し行進者と同等のように対応を頂き、誠にありがとうございます。
 今日の行進は、3区間を参加者30~40人前後で12.5㎞です。

 
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