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核兵器廃絶・ベトナム枯葉剤被害者支援(8) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
折り鶴を第五福竜丸に掲げる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その折り鶴は、一昨年11月にベトナムを訪問(日本原水協訪問団)した時に託された一部(約500羽)です。 参照 a-vietnam19-11-22.html(戻る) 展示館に折り鶴と一緒に掲げた笠は、アメリカが行ったベトナム戦争で散布した、枯れ葉剤被害者の子ども(被害者二世)が作ったベトナム笠です。 参照 a-vietnam19-11-21.html 自宅で、娘が一羽一羽の折り鶴を糸に通していますと、何羽かに「メッセージ」を書いてあることが分かりました。 私も平和行進参加で、千羽鶴を度々受け取っていましたが、折り鶴に「メッセージ」を書いたのを見たことがありません。気付く視点が、無かったとからでしょうか。 「メッセージ」には、ベトナムと日本の平和運動の連帯や、ハートの絵、サインなどがあり、胸が熱くなりました。 娘は、私に「メッセージ」を写真に撮れと言い、頼まれた仕事に力が入った様です。 トン・ドゥック・タン大学の学生たちが折り鶴を折った経緯は、前に書いたベトナム訪問の目的が「核兵器禁止と枯れ葉剤被害者支援」の連帯運動を広げることからでした。 同大のホールで開かれた 交流会「原水爆禁止日本協議会及び協被爆者とトン・ドゥック・タン大学の学生及び教職員」には、学生600人が参加し、原爆被爆者や枯れ葉剤被害者などの体験を聞いたうえで、折り鶴教室に変わり、訪問団員の指導で一斉に折りました。 学生は初めての体験だったようですが、教えあって熱心に折っていました。 交流会の趣旨が大きく伝わった瞬間です。 原水爆禁止平和行進の「東京→広島コース」の出発は、第五福竜丸展示館前が恒例です。その出発に、何度か参加しましたが、展示館をゆっくり見学していませんでした。今回は、時間をかけて見ることができました。 展示物で驚いたのは、太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁で、アメリカが1954年3月1日に行った水爆実験当時や、その後に操業していた漁船の数と、その位置を示したパネルです。水爆実験場付近から日本列島沿岸かけ、多くの存在が明確に分かりました。856隻が汚染魚を廃棄し、総量485トンと書いてありました。実際は、もっと多いそうです。 明日は、3・1デーです。ベトナムでは、今年1月末まで行っていた核兵器廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」を、98万集めました。 ベトナム枯葉剤被害者協会の報告によると、署名のなかには枯れ葉剤被害者らが戸別訪問をしたり、バスの中で集めたものもあるそうです。そして、字が書けない人は母印を押したそうです。 日本原水協は、「核兵器・大量破壊兵器・ベトナム枯葉剤被害者支援キャンペーン」を強化しています。 |
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