ベトナム枯葉剤被害(7)

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核兵器廃絶・ベトナム枯葉剤被害者支援(7)
訪問を終わって

ベトナムコーヒーの入れ方。左のコーヒーカップの上部が濾過器=2019/11/24、ハノイ市
サイゴン川クルーズで、お酒の徳利と杯を手にしたベトナム民族舞踊を観劇
=2019/11/24、ホーチミン市
枯葉剤被害者のトン・ティ・ホアンさんが折ったツルを、贈られた大きなツルにおんぶする=2019/11/19、ハノイ市・ハノイ大学
 24日、休養日なので買物に行ったり、サイゴン川の夕食クルーズなどをしました。
 天気は、晴れでTシャッツスタイルで間に合いました。
 買物は、観光客が大い市場は値が高めで、生協(COOP)の店が割安でした。
 その市場では、値を高めに設定し、値引きの交渉をする方法のようでした。
 生協の店は、ホテルで貰った観光地図に載っており、生協が一定のシェアーを占めていると感じました。そして、コンビニくらいの小さな生協店舗も見かけました。
 ベトナムは、コーヒーの生産国で、ブラジルに次ぐ世界2位です。輸出も世界2位です。
 日本では、あまりベトナムコヒーの名前で売られていませんが、缶コーヒーなどの加工用に使われているようです。
 ホテルなどの食事で出されるコーヒーは、既に甘みを付けてあるで、本来の風味を味わおうとカフェに入りました。ブレンドしていないコーヒーを注文すると、コーヒーカップの上にフィルター用のカップを乗せ、お湯を注ぐ仕掛けでした。味は、それほど苦くありませんでした。練乳(又は砂糖)を入れ、アイスコーヒーで飲むのが普通のようでした。
 その容器に興味が湧き、生協で買いました。サイズは、コーヒーカップに合わせた大・中・小があります。
 夕食クルーズでは、ベトナムの民族楽器の演奏や民族舞踊を見ながら、最後の夕食を楽しみました。
 メコン川クルーズをしたかったですが、ホーチミン市から相当南に位置し、終日の観光コースなので無理でした。
 ベトナム訪問は、今日で終わり、明日の早朝に出国します。
 今回のベトナム訪問の感想を述べます。
 ① 枯葉剤によるダイオキシン被害は、原爆の放射能被害と同じで、子々孫々に広がる白魔の兵器と知りました。
 ② 枯葉剤被害は、第2次世界大戦後に於ける世界最大の戦争犯罪だと分かりました。
 ③ベトナム戦争が終わって44年がたちました。青年たちは戦争の経験がありません。戦争の恐ろしさ、平和の尊さを青年へ引き継ぐ、ベトナム政府の努力を強く感じました。
 そして、ベトナムは核兵器禁止条約を既に批准しており、その発効に向けた外交と化学兵器の枯葉剤撲滅を合わせ、国際活動をしているよう感じました。
 ④ 核兵器も化学兵器も無い世界をめざして、日本でも連携した運動をすすめたいと思いました。
 ⑤ 私たちと交流した枯葉剤被害者は、どなたも明るく元気でした。
 最後になりましたが、今回の交流をすすめて頂いたベトナム政府機関、ベトナム平和委員会、枯葉剤被害者協会、各大学の関係者、戦争証跡博物館等の皆様に心から感謝いたします。

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