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2023年3・1ビキニ・デー(2月28日)
核兵器禁止条約に 日本政府は参加を!

全体集会で活動を報告をする新日本婦人の会の人達
=2023/2/28、清水市・グランシップ
第8分科会「日本から世界を変える草の根運動ー地域原水協・平和行進」の会場=2023/2/28、清市水・グランシップ
第8分科会で発言する参加者
=2023/2/28、清市水・グランシップ
 2月28日、静岡市で2023年3・1ビキニデーが、日本原水協の主催で開かれ、新日本スポーツ連盟から参加しました。コロナ禍で、現地参加の開催は4年ぶりです。
 2017年7月7日、核兵器禁止条約が国連総会で採択され、21年1月22日に発効しました。だが、昨年の1月、ロシアによるウクライナ侵略戦争が勃発し、ロシアは核兵器使用をちらつかせています。核抑止力の破綻です。被爆国の日本政府は米国の核抑止力に頼り、核兵器禁止条約に背を向け、自衛隊を強化する「安保関連3文書」を、国会の論議もせずに閣議決定を強行しました。「専守防衛」を投げ捨て、米軍の指揮で「先制攻撃」をする「核戦争呼込」体制になりました。この状況をふまえ、全体集会では内外の発言者から、核兵器禁止条約批准国の増加、ウクライナ戦争の阻止とウクライナ国民への支援、日本政府の核兵器禁止条約参加が強く訴えられました。注目したのは、韓国のSPARK(スパーク=平和と統一を拓く人々)国際連帯部長のパク・ハヨンさんの発言です。韓米軍事同盟反対、韓国政府の核兵器禁止条約への参加、平和な北東アジアの構築などを訴えていたからです。そして、今年の6月には、「市民法廷国際会議&非核平和のための日韓交流」を韓国で主催します。
 なお、ヒロシマ・ナガサキの原爆で、朝鮮半島出身者約9万人が被爆し、約3万人が当年に亡くなりました。韓国で現存する被爆者は、1800人を確認しているそうです。
 全体集会後、分科会が開かれ、私は第8分科会「日本からの世界を変える草の根運動ー地位原水協・平和行進」に、運営委員として参加しました。
 参加者は28人で、全員が発言しました。特徴的な発言には、地域原水協の強化や財源困窮化の改善をどうするか、等の提起がありました。それに対応した成功例が話され、参考になったようです。いずれにしても、都道府県の幹部役員が「先頭を切って地域に入り動かないと成功しない」ことを全体で認識しました。また、広島市教育委員会が、中学生向けの平和教材から、マンガ「はだしのゲン」や「第五福竜丸」の記述を削除したことについて、抗議し、撤回を求めている報告がありました。岸田総理の軍拡とヒロシマサミットとからみで、市の平和教育姿勢が後退しているようです。
 平和行進は、コロナ禍で規模の縮小を余儀なくされましたが、従来の全国通し行進者も受け付けることになりました。ただし、コロナ禍でコース短縮やスタンディング中心に切り替えた地域も多々あります。また、従来の行進形態にこだわらず、地域独自の工夫(踊りや鳴り物入り)で行進の参加者やアピール度が増えた地域や、新たな地域のコースも生まれました。それらを含め、再構築も検討して盛り上げることとなりました。

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