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原子力空母いらない
11・20横須賀集会

原子力空母いらない!横須賀集会
=2022/11/2、横須賀市・ヴェルニー公園
米海軍横須賀基地ゲート前で「原子力空母いらない!」をアピールする行進者達=2022/11/20、横須賀市
 2022年11月20日、神奈川県横須賀市のヴェールニー公園で「原子力空母いらない!11・20横須賀集会」が開かれ、参加しました。主催は、安保破棄中央実行委員会や、原子力空母の横須賀母港化を阻止する三浦半島連絡会などでつくる実行委員会です。
 集会には、約1000人が参加し「軍拡ではなく平和外交こそが必要」「軍事費を削って暮らしに回せ」などの訴えがありました。最後に集会アピールを採択し、参加者が「原子力空母はいらない!」ボードを掲げました。。その後、横須賀市役所前までパレードして「原子力空母はいらない!」を米軍と市民にアピールしました。
 在日米海軍横須賀基地は、1973年に米空母ミッドウェーの「母港」とされ、その後、ジョージ・ワシントン、ロナルド・レーガンと引き継がれ49年になります。そして、今年の5月以降は、エイブラハム・リンカーンが寄港する「空母2隻体制」ともいえる事態になっています。米国以外で、横須賀が原子力空母の唯一の母港なのです。1973年当初約束は、3年間の「寄港」でしたが、反古にされ、来年で50年間も居座る事になります。横須賀で定期修理をしない約束も反古にされました。修理後の試験航行では、原子炉の緊急停止や急稼働の過酷な訓練が行われ、原子炉の事故やトラブルで、横須賀基地に帰港する惨事もあり得ます。そして、台湾や朝鮮半島で戦争になれば、横須賀基地が攻撃の対象になります。
 北朝鮮とは外交の直接のルートもつくらず、危機意識だけ煽る軍備強化では、憲法9条に反するばかりです。憲法9条の改憲は、もっての外です。


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