竹田昭彦・日誌(#26)・7月22日(金)  

 
“アンニョンハセヨ” !!

 
   大学生 5人が飛び入り参加


 
関門海峡を渡った行進が本州・下関市役所からスタート=2016/7/22  
 
“アンニョンハセヨ” と大学生(中央)が飛び入り参加=2016/7/22、下田市  
 
折り鶴を託される
=2016/7/22、山陽小野田市役所
 
 今日は下関市、山陽小野田市の市役所訪問と行進です。
 天気は、晴れで、とても暑かったです。
 出発集会前に、九州から引き継いだ団体リレー旗を宣伝カーから降ろして数えると、19本ありました。2006年のときの半分です。
 参照 http://www.takeda-a.net/06-7-22
 福岡県で、3コースが合流するから、同一団体旗が2本、3本となります。通しの団体リックも、同一団体リックが2個、3個となります。
 この件の整理問題は、毎年の行進中央実行委員会総会で、指摘されている課題です。「引き取り手のない団体旗は出すな」との、強硬な発言もありました。だいぶ改善されてきています。
 9時30分、下関市役所前の「非核平和宣言都市 下関市」塔が立っている広場で、出発集会が開かれ、市長メッセージを守永賢治総務部長から披露され、激励を頂きました。
 そして、本州の一歩二歩がはじまりました。
 行進半ばで、下校す大学生に「韓国の青年も歩いているよ」と声をかけると、“アンニョンハセヨ” (こんにちわ)の言葉が返ってきました。大学に、ハンブル語の講座もあるとのことです。
 5人の学生が飛び入り参加となり、賑わい、学生の分岐路で「ガンバッテ下さい」言われ、別れました。
 その後も、沿道で手を振る若い男性の飛び入り参加があり、楽しい行進でした。
 下関は、昔からの国際港都で、人の往来、交易の盛んなところです。日本銀行の支店が、山口市ではなく下関市(下関支店)にあるのも納得です。
 行進で通った、下関国際ターミナル(細江ふ頭)に近い竹崎町は、朝鮮半島の出身者が多く住んでいるそうです。
 戦後、帰国を待っていたが、かなわなかったのです。ハングル語の看板の店舗もあり、キムチの香りもしました。
 午後2時過ぎ、山陽小野田市役所で歓迎集会が開かれ、市長メッセージを今本史郎総務部長から披露され、激励を頂きました。
 その後、市内の年金者組合など、4団体から折り鶴を託されました。例年、行進団に託しているそうです。受け取ったキムさんは、重かったようです。
 山陽小野田市の行進は、市役所から1時間余歩き、同市の商工センター前で終わりました。
 午後4時半、その商工センター前で、山陽小野田市の行進実行委から、宇部市の行進実行委へ引き継ぎをしました。
 今日の行進は、4区間を参加者80~35~20人前後で10.9㎞歩きました。

 
  copyright(c) takeda akihiko all rights reserved.