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平和への旅
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天狗講平和祈願・酒祭
大山登山
 
勝海舟神社
=2017/5/27、大山阿夫利神社・社務局敷地
 
 
天狗講平和祈願前夜祭の奉納芸能。祭壇はトランペット演奏の松平晃さん
=2017/5/27、大山阿夫利神社・社務局祈祷殿
 
 
「大天狗の碑」前で平和祈願。左の像は戦時中に川崎市から大山や中郡へ学徒疎開した小学生を偲ぶ「輝け杉の子」(川崎市建立)
=2017/5/28、大山阿夫利神社下社境内
 
 
利き酒大会
=2017/5/28、大山阿夫利神社・下社境内
 
 5月27~28日、第66回天狗講平和祈願・酒祭りに参加しました。
 天狗講とは、「今から61年前、浅草や神奈川の文化人らによって戦争反対、平和祈願、民族融和をめざす『天狗講』が立ち上がり大天狗の碑を建立。以来、毎年5月、大山阿夫利神社で営々と平和祈願・酒祭りが行われてきました。」
 「大山阿夫利は、お酒と芸能の神様。全国から奉納された百銘柄ものお酒が飲み放題!利き酒大会も、前夜祭は優れた芸能を奉納。今年は今浅草でブレークのカンカラ三味線の岡大介さん。記念講演は弁護士の岡田尚さんです。新緑の中、平和を願い、文化とお酒に親しむ最高のひと時過ごしませんか。」(案内文より)
 以前から、天狗講に参加したいと思っていましたところ、今回、実現しました。
 行事のはじめに、岡田尚弁護士の講演「今、ここに、共に、生きる ー安倍・トランプ的なるものとどう闘うかー」を拝聴、具体的な政治の表裏を学びました。そして、今の支配者に騙されないよう心しました。
 つぎに、大山阿夫利神社・社務局の敷地に建てられた勝海舟神社で祝詞、玉串奉拝を行いました。
 勝海舟神社は、ここが全国で唯一だそうです。
 由来は、勝海舟が「鳥羽伏見の戦いで朝敵とされた徳川慶喜の委託で、海軍奉行並、陸軍総裁となり西郷隆盛と会見、江戸を無血開城して平和裡に社会進歩の道をひらき、庶民を戦火から守り外国の内戦介入を防ぎました」、「明治維新後は徳川家と旧幕臣の生活を守り、日清戦争と台湾併合、朝鮮侵攻に反対してアジアの協力発展の道を説き、田中正造らの足尾鉱害反対運動を支援しました」、「戦後、洗足の勝海舟別邸内にあった祠が道路改修で撤去を余儀なくされ、菊地武次・浜田定吉氏の話を聞いた目黒潔宮司と小生夢坊天狗講総講元が相談して大山に移築、勝海舟の功績を称え、祭神とし祠に神格を与えて阿夫利神社末社としました。一九七五(昭和50)年五月、盛大に御鎮座祭が行われました」(案内板より抜粋)
 私は、ここで勝海舟の具体的な功績を知ることができました。勝海舟の道を明治政府が受け入れていたならば、日本が侵略戦争へ進まなかったと思います。
 つづいて、社務局の祈祷殿で前夜祭・奉納芸能が開かれました。
 挨拶された宮司の目黒仁さんは、大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)は、酒造の祖神とも呼ばれ、日本で最初に酒宴を行った神様だと、ユーモアを交え話されました。それで、日本酒が奉納されるようになったようです。
 また、大山は、別名「あめふり山」とも呼ばれ、常に雲や霧が山頂に生じ、雨を降らすことから、古来より雨乞い信仰の中心地で、水の神でもありました。
 前夜祭・奉納芸能会場の祈祷殿の両壁側には、3段の棚が作られ、全国から奉納された日本酒の一升瓶がずらりと並んでいました。
 もちろん、祭壇にも並んでいます。これまで、320蔵から奉納されたそうです。銘柄を一つひとつ、よく見るには一日かかるかも知れません。
 奉納芸能がはじまると、飲み放題でした。宿では、二次会もありました。日本酒の愛好家には、最高のお祭りです。
 28日、大山阿夫利神社・下社へ登り、境内にある「大天狗の碑」前で平和祈願をしました。大山では、大雷神(おおいかずちのかみ)を大天狗と称され、「大天狗の碑」は、「大天狗の邪悪砕く不動の妙力で戦争反対、民族融合、平和祈願」(案内板より抜粋)を呼びかけています。
 境内では、天幕を張って利き酒大会が行われていました。奉納された日本酒がずらりと並び、無料で振る舞われ、賑わっていました。「登山する人は飲み過ぎないように」、とのアナウンサーもありました。
 私は、大山阿夫利神社・本社へ登るので、飲みませんでした。来年は、本社へ登らずの参加も、よいのではと思いました。
 下社から本社への登頂(1252m)は、8人参加で約2時間かかりました。本社に参拝し、奥社先のアンテナ塔の広場で、宿で作ったお握りを美味しく食べました。霧が立ちこめ、丹沢山系や富士山が見えませんでした。残念。
 私の元職場の横浜市水道局では、夏の渇水期に水の使用制限がはじまると、幹部職員が、プライベートで大山阿夫利神社を詣で、雨乞いをしていました。
 今回、上社で雲海を見たのも良かったかなあ、と思いました。

 
 
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