竹田昭彦・日誌(#45)・8月06日(火)    
長崎 爆心地公園着
2019年平和大行進終結

2019年核兵器禁止国民平和大行進終結集会=2019/08/06、長崎市・平和公園
B-29爆撃機に原子爆弾を搭載する様子(手前がピット)
=2019/08/06
、長崎市・長崎原爆資料館より
お爺ちゃんが孫を励ましながら一緒に歩く
=2019/08/06
、長崎市
婦人からカッパと帽子を借りたアロガンテさん
=2019/08/06
、長崎市
 今日は、長崎市の行進です。
 本日の終点、長崎市平和公園の原爆爆心地(爆心地公園とも呼ばれる)で、2019年平和行進が全て終了します。
 天気は、台風8号の九州上陸で、雨が降ったりやんだりでした。風は、さほど強く吹きませんでした。
 午前の行進は中止で、午後からの行進となりました。
 10時25分、通し行進者全員(5人)で長崎原爆資料館を見学しました。
 私が注目したのは、米軍が西部太平洋・北マリアナ諸島のテニアン島でB-29爆撃機に、長崎で投下した原子爆弾(ファットマン)を搭載するビデオでした。
 半身裸で作業する兵士の姿が印象的で、被曝したと
いわれます。
 また、原爆を降ろしたピットに、B-29がまたがり、腹部の開口部から搭載する様子を見ることができ、参考になりました。
 参照 http://takeda-a.net/marathon-07-saipan
     http://www.takeda-a.net/07-8-05
     http://www.takeda-a.net/10-6-13
 午後1時、長崎市の市民会館前で出発式が開かれ、最後の行進へ移りました。
 式では、フィリピンの通し行進者AGサニョが、昨日長崎市の子どもたちと画いた、長崎平和公園の平和祈念像をモチーフにした絵が披露されました。
 行進では、雨が降ったりやんだりが続きました。風もほとんど吹かず、涼しい行進となりました。
 途中で拡声器から、大雨警戒報が解除されたと流れました。長崎市の中心部は、大きな影響がなかったようです。
 小学2年生と孫の参加があり、リレー横断幕を持ってもらいました。孫は退屈そうでしたが、お爺ちゃんが手をつなぎ、もう少し、もう少しと頑張り完踏しました。
 2人の後ろ姿を見ていると、お爺ちゃんが、孫に平和を託したい思いが、胸を熱くしました。
 こうして、世代が引き継がれるのです。
 午後4時、長崎平和公園の原爆落下中心地に行進が到着し、2019年平和大行進の終結集会が開かれました。
 私の挨拶では、昨日までの3日間がたいへん暑かったこと。それを皆さまから励ましを頂き、ゴールしたことに感謝しました。そして、核兵器禁止条約の発効に向け、日本政府が批准する政府になるよう訴えました。
 今日の行進距離は、70人前後で6.3㎞歩きました。
 宮崎からの総距離は、腕時計のGPS測定により、424.8㎞でした。

 
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