竹田昭彦・日誌(#12)・5月18日(土)    
秦野市コース
市が演台を用意

平和の灯(右奥の塔)の前で秦野市長(右)から激励を頂く=2019/05/18、秦野市役所
子どもも戦争反対を訴える
=2019/05/18
、秦野市
真鶴町を行進する(右から)チャリーさん、須磨淵三央さん、副町長、サニョさん
=2019/05/18
、真鶴町
 今日は、午前Bコースの秦野市、午後Aコースに合流して真鶴町行進です。
 天気は、晴れでした。
 9時、秦野市役所で出発式が開かれ、休庁日にもかかわらず市長、議長から激励の挨拶を頂き、両者と教育長からのペナントが託されました。
 式は、庁舎前広場の「平和の灯」塔前に、市が演台を用意してありました。野外の集会で、演台の設営は、他で見たことがありません。
 「平和の灯」は、広島市平和公園の「平和の灯」から採火され、2009年に建てられました。全国でも、「平和の灯」や「原爆の火」を灯す自治体は希です。
 市は、8月15日を、秦野市平和の日に制定しています。この日を中心に、平和啓もう行政に力を入れているそうです。
 また、市と教育委員会が平和行進を後援していると聞きました。経緯を詳しく知りたいと思ったときは、時間がありませんでした。
 行進へ移り、2人の被爆者(女性)を先頭に歩きました。その1人は、90歳です。出発式のときは、行進は無理と言っていましたが、行進がはじまると気が高まったのでしょう。500メートルほど歩かれたのです。私は、被爆者の思いを強く感じました。
 プラカードを首からさげた幼児の参加もあり、和やかな行進でした。
 11時5分、行進は市街地を周回し、小田急線秦野駅前の「おおがみ公園」まで歩きました。
 そこで、集合写真を撮り、アピールコンテストの表彰式をして、全て終わりました。
 その後、電車で真鶴町へ移動です。
 午後2時、真鶴町役場隣の真鶴町民文化センターで歓迎式が開かれ、町長メッセージを副町長から披露され、ペナントを託されました。
 この場で、国際青年リレー行進者のサニョさんから引き継いで、静岡県内を行進するフィリピンのマリアさん(愛称チャリー)と、わかやま生協の通し行進者を交替する須磨淵三央さんと会いました。
 わかやま生協の前者の原井一成さんは、昼に新幹線の小田原駅から、和歌山へ帰ったそうです。
 フィリピンは、国際青年リレー行進者を、静岡県後の愛知県も、岐阜県も、リレーすると聞きました。
 行進コースは、アプルダウンが急でした。
 真鶴町は、県南西部の真鶴半島に位置し、町の中心部がJR真鶴駅から真鶴港にかけて、標高差が大きいからです。行進は、その途中の役場から、港をまわって駅まで歩きます。
 加齢とともに、急坂はきつく感じました。
 午後3時10分、行進がJR真鶴駅前へ着き終わりました。
 今日の行進距離は、秦野市が2区間を76人(実行委員会発表)で3.4㎞、真鶴町が50人前後で2.1㎞、合計5.5㎞歩きました。

 
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