竹田昭彦・日誌(#06)・5月12日(日)    
横浜の繁華街を行く
観光客から手が振られ

平和行進を迎えるユーコープの「コーすけ」くん
=2019/05/12
、横浜市中区・大通公園
横浜市の繁華街「馬車道通り」を行進
=2019/05/12
、横浜市中区
横浜市最大の繁華街「伊勢佐木町通り」を行進
=2019/05/12
、横浜市中区
 今日は、Bコースの横浜市神奈川区、西区、中区、南区、港南区の行進です。
 天気は、晴れのち曇りでした。
 9時10分、神奈川区役所脇の反町公園で出発集会が開かれ、行進へ移りました。
 神奈川区は、江戸時代の五十三次の通りです。横浜開港当初は、主要なところでした。
 区内の行進では、開港当初のフランス領事館跡の慶運寺など見ながらすすみました。
 その当たりは、他国の公館もあったようです。
 出発から1㎞ほど歩き、神奈川公園で休憩しました。
 例年の行進だと、一昨日触れたベトナム戦争のときに米軍戦車を止めた「村雨橋」渡り、瑞穂埠頭(ノースドック)の見学と学習をするコースでしたが、今年は寄らないコースになりました。
 そのかわり、神奈川公園でワンポイント学習会がありました。
 瑞穂埠頭は、貿易港として1925年(大正14年)に着工して45年(昭和20年)に完成したが、役割を果たす間もなく、米軍の基地になりました。
 ここが、オスプレーを陸揚げした埠頭で、米軍物資海上輸送の拠点です。地本の人たちは村雨橋に、米国のベトナム戦争反対運動、国際連帯運動の記念碑を、建立したいと話していました。
 瑞穂埠頭の南奥が、豪華客船の着く大桟橋埠頭(大さん橋客船ターミナル)です。
 横浜港の入口に軍事基地があり、国際観光と戦争が隣り合わせです。
 11時50分、横浜市役所近くの大通り公園で、Aコースと合流し、繁華街の行進へ移りました。
 12時50分、像の鼻ゾーンで歓迎式が開かれ、県知事メッセージを国際課副課長から披露されました。休庁日でしたが、県庁の熱意が伝わってきました。
 この場所は、横浜港周囲の景観がよく見える撮影スポットでした。
 なお、歓迎式典の場所代は、1平米当たの値段で積算され、支払ったそうです。お金を取るなんて、少々驚きました。
 午後の行進は、県庁前から繁華街の行進です。名跡や観光スポットを巡るようなコースです。
 外国の観光客も多く、共感の手が振られました。
 横浜に住んでいながら、みなとみらい地域や、重要文化財が多い官庁の建造物、馬車道通り、伊勢佐木町通りなど、しばらくぶりに見歩き、雰囲気の変化を大いに感じました。
 午後4時50分、中区の港周辺の繁華街から南区を通り、港南区の京急線上大岡駅前で今日の行進が終了しました。
 今日の行進距離は、5区間を60~100~80人で12.4㎞歩きました。
 国際青年リレー行進募金は、29,624円頂きました。
 募金の集約は、通称カンパ隊長の小林和江さんに、お願いしています。

 
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