竹田昭彦・日誌(#04)・5月10日(金)    
沖縄に次ぐ米軍基地県 神奈川
相模原市と座間市を行進

米陸軍座間基地(キャンプザマ)ゲート前を行進=2019/05/10、座間市
相模原市行進の出発式
=2019/05/10
、相模原市・JR相模原駅前
相模原総合補給補給廠ゲート(正面奥)前を行進
=2019/05/10
、相模原市
座間市職労組から激励金を頂く筆者(左)
=2019/05/10
、座間市
 今日は、AとBコースがあり、私はBの相模原市、座間市の行進です。
 天気は、晴れで気温が急上昇しました。関東でも25度を超えたところが多くありました。
 朝から、Tシャッツのスタイルで歩きました。それでも汗が出ました。
 5月上旬なのに、夏は、昨年以上の猛暑になるかも知れません。7、8月の行進が心配です。
 2月に開いた、平和行進中央実行委員会総会では、猛暑を踏まえ、「猛暑の行進中止」を決めました。
 これまで、台風や豪雨の中止はありました。高温の中止対策は、初めてです。
 9時、JR相模原駅前で出発式が開かれ、被爆者の挨拶や地本実行委員会の挨拶があり、行進へ移りました。どこの出発式でも、被爆者の挨拶があります。神奈川県内には、4千人の被爆者おられます。
 9時50分、行進が米陸軍相模原総合補給廠ゲート前の桜道を、Uターンしながらピースコールをしました。ゲート前を、JR横浜線が遠慮がちに横切って行きました。
 この基地は、東南アジア・太平洋地域など広範囲に、米軍物資を補給する基地です。
 ベトナム戦争のときは、ここから大型戦車が搬出入されました。そのとき(1972年)、横浜港に通じる横浜市管轄の「村雨橋」の通過を、重量制限(20㌧)オーバーを盾に、戦車(46㌧=トレーラ含まず)を止めた運動がありました。
 10時20分、相模原市役所前の「ウェルネスさがみはら」で歓迎式が開かれ、相模原市長メッセージを渉外課長から披露され、市長、議長からペナントを飾りバーに結ばれました。そのペナントは、長崎の原水爆禁止世界大会へ届けられます。
 午後1時45分、座間市の小田急線の座間駅前で出発式が開かれ、午後の行進へ移りました。
 座間市にも、米陸軍基地のキャンプ座間があります。
 この基地には、星条旗、日章旗と共に国連旗が掲揚してあります。日本の米軍事基地に、国連旗が7か所ある一つです。
 国連旗は、朝鮮戦争の連合国軍を意味します。
 昨年からはじまった米朝会談などで、朝鮮戦争の終戦協定が結ばれれば、降納することとなります。
 そうなれば、アメリカを主とする国連軍の、日本駐留根拠がなくなります。横田基地も普天間基地も、その対象です。国連軍の撤退については、たいへん大きな意味があると思います。
 今日の座間市行進では、国連旗の見える場所を通らなかったので、残念でした。
 午後3時40分、座間市役所へ着きました。
 歓迎式が開かれ、市長メッセージを市民部長から披露され、市長、議長、市職労組から激励金を頂きました。市職労組の激励金を、私が受け取りました。座間市は、平和行進発足当初からの原水協が継続しています。市民の募金で平和行政が進められる、全国でも希な自治体です。
 ここで、今日の行進は終了です。
 今日の行進距離は、3区間を100~80人で8.3㎞歩きました。

 
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