竹田昭彦・日誌(#16)・7月12日(火)  

 
目立った 単年の団体旗

 
2016年平和行進 福建労


 
糸島市の市の花 “ハマボウ”
=2016/7/12、糸島市・深江
 
 
「2016年平和行進」と書いた“のばり旗”でアピールする福建労=2016/7/12、糸島市  
 
堤防に腰おろしてアイスクリームを食べる
=2016/7/12、糸島市・瑞梅寺川
 
 今日は、糸島市、福岡市の行進です。
 天気は、夜の大雨が朝に止み、行進中は曇りで陽射しもあったが、夕方に降りました。
 10時、糸島市のJR筑前深江駅前で、参加者の集合写真を撮り、出発集会がはじまりました。
 集会前に写真を撮るのは、珍しいです。電車で来る人がほとんどなので、到着時間によって集合しやすいようです。
 行進へ移ると、元気な人が先へ、さきへ行き、行進がまばらになりました。
 コースの沿道には、ハマボウ(アオイ科)の黄色い可憐な花が咲き、楽しませてくれました。糸島市の市の花だそうです。私は、初めてみる花です。
 ハマボウは、主に西日本の内湾海岸に自生する塩生植物で、河川工事や埋めたて事業で群落が減少し、絶滅危惧種に指定されています。
 国道202号線(唐津街道)の今日のコースも、歩道のない狭いところがあり、気づかいました。
 それでも、バイパスの高速道路があるので、大型車は少なく、さほど危険がありませんでした。
 昨日と、今日の前半コースは、玄界灘に面した風光明媚なところで、かつ、朝鮮半島、中国大陸、東南アジアなどとの交流をたどる、ロマン街道のように思えました。
 行進中、「2016年平和行進」「核兵器をなくそう!」と書いた黄色い旗が目立ちました。参加者がサインする余白もあります(写真中段)。
 福建労(福岡建設労働組合)が今年の福岡県行進の用に作ったのです。旗を持つ組合員に聞きますと「金があり、作った」とのことでした。冗談でしょうが、凄い取り組みです。
 後で分かったことですが、旗の年数の一桁目が空欄で、直筆で数字を入れる工夫がありました。
 例年使える団体名だけの旗は、沿道の人びとに、何を伝えたいか分かりにくいです。
 午後1時45分、休憩です。
 場所は、瑞梅寺川に堰のある滝の様なところで、それを見物するような階段のある堤防でした。
 階段に腰をおろし、出発式で予告があった、アイスクリームを食べました。
 午後4時、糸島市から福岡市の西区に入った境界直後の周船寺駅前で、今日の行進が終わりました。
 明日は、この駅前で、糸島コース(202号線コース)と、幹線コースの合流集会をします。糸島コースは、役員だけの参加ですが、しっかり引き継ぎをするそうです。
 今日の行進は、5区間を参加者20人前後で13.8㎞歩きました。

 
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