竹田昭彦・日誌(#15)・7月11日(月)  

佐賀から福岡へ引き継ぐ
網の目も 佐賀(唐津)から福岡(糸島)へ


 
リレー横断幕を福岡県糸島原水協役員の黒木弘子さん(左)へ引き継ぐ佐賀県唐津の人たち
=2016/7/11、福岡県糸島市・鹿家駅
 
 
行き交う車窓に手を振って行進
=2016/7/11、福岡県糸島市
 
 
休憩でスイカの接待
=2016/7/11、糸島市・JR福吉駅前
 
 今日は、佐賀県から福岡県へ引き継ぎます。
 両県の引き継ぎ場所は、二つあります。
 一つは、「幹線コース」の佐賀県の基山町(町民会館)です。
 二つ目は、「網の目コース」の福岡県糸島市の鹿家(しかか)駅)です。
 鹿家駅の位置は、JR筑肥線が唐津市から糸島市へ2㎞ほど入った所です。「網の目コース」の県境の引き継ぎは、ここが全国唯一だと思います。
 私は、無理にお願いして「網の目コース」の県境引き継ぎ参加です。
 7時過ぎ、私は宿前で、「幹線コース」の出発場所(鳥栖市役所)へ行く韓国の青年2人と五十嵐さんを見送りました。その後、私は佐賀駅から鉄道で唐津市へ向かいました。
 唐津駅前で、唐津原水協世話人の吉田恵子さんにお会し、その後、唐津の人たち10数人と合流して引き継ぎ場所へ車で行きました。
 12時、鹿家駅前で引き継ぎ集会が開かれました。
 挨拶に立った吉田さんは、「唐津地区の行進は、7月5日に有田町で(本線コースからの)引き継ぎをしたが、既に行進は7月2日(土)に55名参加で行い、唐津市長と玄海町長からペナントとメッセージを頂いたこと」や、「玄海原発に要求書を提出したこと」、などを報告されました。(唐津地区の行進は、例年、土曜日に実行しているそうです)
 私は、この引き継ぎ式に参加でき、たいへん嬉しく思いました。関係者のご配慮に感謝します。
 引き継ぎ後、糸島市の行進へ移ると、雨が降りました。梅雨時期は、どの県を歩いても雨を避けられません。行進コースは、海岸線の道路で、歩道のないところが多くあり、一列縦隊で海岸線を歩きました。民家のないところも、切れ目なく歩く地元の方々の歴史に思いをはせ、草の根運動の偉大さに胸が熱くなりました。手振り、声かけにも力が入り、少々ヤリ過ぎだったかも知れません。
 いずれにしても、東シナ海側(玄界灘)の「網の目コース」が、県境の引き継ぎをして「本線コース」と連携しているのか、その歴史に関心が深まるばかりです。
 午後2時、JR福吉駅前の休憩では、スイカの接待がありました。雨上がりの陽射しもあり、旨かったです。鹿家駅で荷物を車に載せたとき、まな板があるので、なぜか分かりませんでした。スカイが出る想像まで及ばなかったのです。
 ここで、スイカが出るのは、恒例のようです。行進案内のチラシに、スイカの絵がありました。
午後4時10分、深江駅前で終了です。
今日の行進は、4区間を参加者30人前後で10.7㎞歩きました。

 
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