竹田昭彦・日誌(#07)・7月03日(日)  

     
  今日も 雨  
     

   
   ハウステンボス駅前から出発した佐世保市の平和行進=16/7/3  
 
 
 
キム・ジョングさんが足の日焼け止めにハンカチを巻いて歩く=2016/7/3、佐世保市  
 
行進終了で記念撮影=2016/7/3、佐世保駅前  
 今日は、佐世保市の行進です。
 天気は、午前中晴れでしたが、午後に大雨や小雨が降りました。
 9時30分、ハウステンボス駅の下の駐車場で出発集会が開かれ、行進へ移りました。
 韓国青年のキム・ジュングさんとイ・ジミンさんは、日本語で自己紹介できるようになり、大きな拍手を貰いました。
 行進は、オランダの町並みを再現したテーマパークのハウステンボスを背景に進みました。
 この土地は、戦争と深い関わりがあります。戦前は広島県江田島の海軍兵学校分校があり、戦後は厚生省の佐世保引揚援護局が置かれ、針尾島西部の浦頭(うらがしら)港から上陸した引揚者139万人(2番目に多い引揚者。1番目は博多港)が休息救護を受け、南風崎(はえのさき)駅から故郷へ帰りました。
 そして、閉鎖後は陸上自衛隊針尾駐屯地になった歴史があります。
 昨日行進した東彼杵町の江戸時代は、平戸や五島などで捕獲した鯨を彼杵港で陸揚げし、内陸部に供給して栄えたそうです。ここは、長崎街道から平戸街道が分岐する交通や交易の要所でした。
 キムさんは、短パン下の足が虫に刺されたり、日焼けしたりで、赤くなってきました。今日は、ハンカチを足に巻くアイデアで歩きました。
 心配の声をかけると、「ダイジョウブ!」とこたえ、大きく手を振って歩いています。
 疲れを知らないイさんは、今日は疲れた様子で休憩時に座り込みました。
 午後3時30分、佐世保駅前に着き、今日の行進が終わりました。
 夕食では、キムさんが生ビールを5杯飲み、疲れを癒やしました。五十嵐さんは、雨天が重なりマメができました。私は、数年前から耳鳴りがでる様になりました。疲労が溜まらないよう睡眠を多くし、用心しています。
 今日の行進は、5区間を参加者40~30人前後で14.0km歩きました。
      

 
  copyright(c) takeda akihiko all rights reserved.