竹田昭彦・日誌(#87)・8月06日(木)  

核兵器運搬「理論上可能」
  発言した中谷元・防衛大臣へ抗議文を採択

 
「第33回 広島~長崎反核平和マラソン」参加のフランスのランナーと筆者(前列中央)
=20015/8/06、広島平和公園
 
 
国連事務総長のメッセージを披露するキム・ウォンス国連軍縮問題担当上級代表
=2015/8/06、広島市・県立総合体育館・グリーンアリーナ
 
 今日は、世界大会の3日目で、被爆70年広島デー集会です。
 天気は、晴れでした。
 午前8時15分、広島平和公園入り口の噴水前で黙祷を捧げました。
 そして、「被爆70年 核兵器廃絶 被爆者援護 原水爆禁止世界大会の成功をめざす 『第33回広島~長崎反核平和マラソン』 」のランナーが出発しました。
 それを見送り、激励しました。
 その反核平和マラソンには、フランスから、30人の参加がありました(写真上)。被爆70年に、ふさわしいことです。
 そのほか、韓国の友人キム・ドクチンさんや、被爆50年のとき一緒に走った大野悦司さん(20年ぶりの再会、神奈川県在住)も見え、私も走って行きたい気持ちになりました。
 全法務労組のメンバーも見え、組織的に取り組んでおり、30回目になるそうです。
 今年は、反核平和マラソン「福島→東京→広島→長崎1800km」と連動しており、タスキの引き継ぎもありました。
 長崎到着は、8日の夕方6時30分、長崎平和公園「平和の像」前です。
 参照 http://www.takeda-a.net/04-8-06.html
 午前10時30分、広島市・県立総合体育館・グリーンアリーナで、被爆70年広島デー集会が開かれました。
 開会の冒頭、議長から緊急の提案があり、昨日、中谷元・防衛大臣が参院で発言した、核兵器運搬「理論上可能」に対して、抗議文を満場の拍手で採択しました。
 戦争法案の最も危険な本質が出て、身震いする思いです。
 その後、国連のキム・ウォンス(金垣洙)軍縮問題担当上級代表から、事務総長のメッセージが披露されました。メッセージは、日本国民の核兵器廃絶運動を高く評価され、「どの国も日本を見習い、この使命を果たすことができる」と結びました。
 午後1時、海外の代表者たちが壇上にあがるなど、みんなでウイ・シャル・オーヴァーカムを歌い、フィナーレとなりました。
 今日の参加者は、5400人と発表されました。