竹田昭彦・日誌(#58)・6月30日(火)  

野こえ 山こえ トンネルぬけ
長野市で 22㌔歩く

 
「憲法9条を守ります」の歓迎で進む
=2015/6/30、長野市安茂里
 
 
若い女性を先頭に犬戻トンネルを行く
=2015/6/30、長野市小田切
 
 
走行注意のカラー舗装の端を1列で進む
=2015/6/30、長野市信州信濃町
 
 今日は、長野市の行進です。
 天気は曇りで、寒くもなく、暑くもなく、行進日和でした。
 午前8時50分、県庁前の駐車場で出発集会が開かれ、知事のメッセージを代理の国際課長から披露され、議長メッセージを実行委の役員が代読しました。参加していた県議8人(共産)が紹介され、勢いを感じました。
 始まる前に、私にテレビのインタビュー撮りや、記者の取材があり、メディアも注目しているようでした。
 行進は200人規模で進み、15分ほど歩いたバスターミナルで、「北海道→東京」の山梨県へ向かうコースと、群馬県へ向かうコースに別れました。
 私は、山梨へ向かうコースで、千曲川支流の犀川を上流に沿って国道19号線を歩きます。
 群馬へ向かうコースは、千曲川の上流へ沿って歩きます。
 長野県に入ってから、毎日一緒に歩いてきた栗岩恵一さんと県自治労連の塩入俊行さんとは、バスターミナルでお別れです。堅い握手を交わし、健闘を誓い合いました。
 長野県は、切れ目なく歩くのが伝統のようです。
 今日は、警察官がつかず、歩道を歩きます。歩道がなく、車道だけの道路や、歩道のないトンネルもありました。
 午後、最初の区間にトンネルがありました。犬戻トンネル(737m)です。トンネル内に整備された歩道はなく、車道の余白(幅約1.5m)を歩きました。犬も引き返した難所で、犬戻と名がついたのでしょう。
 これまで歩いたトンネルの最長は、長崎市の日見トンネル(640m)です。それを超えました。
 そして、最後の区間には、新久米路トンネル(257m、幅員6.5m)がありまし。車道に余白がなく、一列縦隊で歩きました。大型車が通ると、騒音と風圧でプレッシャーを感じ、ヒヤ汗をかきました。
 午後5時30分、「歓迎 平和大行進」信州新町実行委員会の幕に迎えら、信州新町商工会館へ到着しました。幕は、白地に墨痕で40年ほど前に作られたそうです。その幕の後ろには、糸に吊した折り鶴が10数たば飾られ、心のこもった歴史を感じました。
 今日の行進参加者の大半は、若い女性でした。ゆっくりした歩きで、ペースづくりに難しい面もあったが、午後にリレー横断幕を持った女性たちは、素敵な方で、最後まで幕を持ってがんばりました。無事に「難所」を歩き通し、感謝、感激です。みなさま、お疲れさまでした。
 行進は、8区間を参加者200~30人で22.1㎞です。この距離は、今年の1日あたりの最長です。