竹田昭彦日誌(#70)7月17日(火)
〈 岡山の最長24`を歩く 〉
 備前市、瀬戸内市の市役所訪問と行進、岡山市東区の行進です。
 9時、備前市役所の出発集会では、副市長さんと議長さんから激励の挨拶と、ペナント、募金を頂きました。ペナントと募金を受けとった山口さんが、参加者にかざして披露してお礼を言いますと、大きな拍手が沸きました。ありがたい激励です。
 備前市議会は、今年の3月16日に「原子力に依存しない安全で安心社会の構築」に関する意見書を採択し、政府へ提出しています。また、「自然エネルギーによるまちづくり」の推進決議(2011年6月)もしていました。脱原発の市です。
 かって、備前市の日生町(2005年の合併前は和気郡日生町)の鹿久居島(かくいじま)に、1960年代から中国電力が原発建設計画を進めました。これに対し、漁民や町民をはじめとする県民の反対運動で阻止した歴史があるのです。
 兵庫県も、関西電力が、日本海側の香美町の香住町(2005年の合併前は城崎郡香住町)と、瀬戸内海側のたつの市の御津町(2005年の合併前は揖保郡御津町)で、原発建設計画を進めたが、地域住民の反対運動で阻止されています。
 「和歌山→広島コース」を岡山まで行進して来て、各地で原発を造らせなかった歴史は、素晴らしいです。成果を全国に伝えて欲しいと思います。
備前市を行進
 行進が備前市の郊外に入った昼前、神社の鳥居に茅を束ねた、輪くぐりがありました。初めて見るもので、意味がよく分かりませんでした。その輪を通して、行進が進む写真を撮ってみました。
反核マラソンランナー=瀬戸内市・長船
 午後1時40分、昼食休憩をした瀬戸内市役所の長船支所から、午後の行進が始まりました。同時に、反核平和マラソンのランナー3人も走って行きました。今朝の備前市役所の出発から、終日、反核平和マラソンをしている岡山医療生協の人たちです。9年続いています( 参照 \2007-7-17 )。
 終日、梅雨が明けたような青空で、暑い行進となりました。
 今日は、40人前後で延べ24.1q歩きました。岡山県下で1番長い23qコースと言われていますが、それより長かったです。