竹田昭彦日誌(#69)7月16日(月)
〈 兵庫から岡山へ引継 〉
 兵庫県から岡山県への引き継ぎです。
 行進は、兵庫県の赤穂市、岡山県の備前市です。
 8時45分、赤穂市役所前で集会を開き、兵庫県最終日の行進が始まりました。
 兵庫県へ引き継ぐには、二つの峠を超えなければなりません。今日も強行軍です。
赤穂市の天和駅前で通し行進者全員の記念撮影
 9時、行進の出発です。赤穂市役所から、直線的な道路を利用して岡山県入りをめざすのではなく、赤穂市街地の旧道を巡りながら、名所旧跡を通って進みます。
 休憩をしたJR赤穂線の天和駅前では、初めて兵庫県内の通し行進者全員(9人)を入れた記念撮影をしました。
 県内通し行進者は、各集会の段取り、参加者数の集計、募金隊の手配、団体リレー旗の積み下ろし、募金の集計など、それぞれ分担があり、全員集合の写真が撮れませんでした。今日が最後なので、全員が勢揃いを強行しました。
 県内通し行進者の皆さま、ご苦労さまでした。 
瀬戸内海の島々を背景に岡山県の行進が進む=備前市
 10時55分、天和駅を出発し、しばらくすると一つ目の鳥打峠にかかりました。今日も暑く、汗をかきながらクリアーすると、しばらくして、光浄寺の鐘の音で歓迎を受け、ここで最後の休憩をしました。
 その後、二つ目の県境の福浦峠を超え、1qほど下った兵庫県の備前市日生(ひなせ)町の引継場所、寒河(そうご)のバス停広場に着きました。
 12時15分、大勢の人の出迎えを受け、直ちに引き継ぎ集会が開かれました。参加者は、両県合わせて300人です。
 ここの引継は、通し行進者にとって多忙です。着くなり集会、自分の荷物の積み替え、直ぐに行進開始です。ただし、通し行進者は、直ぐに行進へ参加せず、行進の後尾を行く救護車に乗り、車中で昼食と打合せです。
 5年前も、同じ体験があって、兵庫県側の光浄寺の休憩時に、通し行進者の昼食をとるようにしたら、と提言してあったのですが、今回も同じパターンでした。
 兵庫の行進団は、引き継ぎ集会の終了後に昼食をとり、岡山の行進団は、昼食を済ませておいて引き継ぎ集会に参加する仕組みです。
 兵庫の皆さま、たいへんお世話になりありがとうございます。
 午後5時、岡山の行進が備前市役所に到着、今日の行進が終わりました。
 今日の歩いた距離は、兵庫県側11.5q、岡山県側14.1q、合計26.1qでした。