竹田昭彦日誌(#71)7月18日(水)
〈 岡山の原爆被爆者供養塔 参拝 〉
 今日は、岡山市の行進と、市内にある原爆被爆犠牲者の慰霊碑などを巡り参拝します。
 朝、通し行進者4人(県内を含む)が、出発集会前に地元の方の案内で、岡山市富崎にある「平和之塔」を訪ね、参拝しました。 この塔は、西大寺地方原爆被爆者会が1982年(昭和57年)に建立したものです。
 同会は、建立当時の旧西大寺市、旧上道町、牛窓町、邑久町、長船町に在住する被爆者組織です。
 9時、岡山市東区役所で出発式が開かれ、今日の行進がはじまりました。梅雨が明け、朝からカンカン照りです。
平和行進が曽源寺の山門を通る=岡山市中区
 11時40分、岡山市中区にある曽源寺の山門を通り、境内で昼食・休憩をしました。曽源寺を休憩場所に、初めて利用させて頂くそうです。敷地の広いお寺で、山門に通じる松並木の道、本堂に通じる石畳と蓮の花の道、コケ茂る杉林、落ち着いた風情です。庭の手入れをしていた修行僧に話しかけますと、「イングリッシュ」と返事されたので、外人修行僧と分かりました。回りを見ますと、他に二人の外人がおり、国際的なお寺だと知りました。
 昼食後の休憩時、4人の通し行進者が、近くの護国神社にある「岡山県原爆被爆者之碑」を訪ね、参拝しました。
 12時50分、午後の出発時、曽源寺山門で住職さんから激励の言葉を頂きました。ありがたいことです。
「岡山市原爆被爆死没者供養塔」前で被爆者と記念撮影=岡山市・東山墓園
 午後1時55分、岡山市中区の東山霊園にある「岡山市原爆被爆者供養塔」に平和行進団が到着、被爆者たちの出迎えを受け、全員が焼香しました。
 被爆者供養塔は、東山霊園の高台にあり、急な坂道を延々と上って行きました。展望と陽あたりたりは、抜群の場所です。隣には、1945年(昭和20年)6月29日の岡山市大空襲で亡くなった方々の「岡山市戦災死者供養塔」もあります。
 今日は、延べ14.8q歩きました。参加者は、100人を超え、詳細を把握できませんでした。