2018年 いぶすき菜の花マラソンを走る

竹田 昭彦
第37回いぶすき菜の花マラソン大会ゲート前での筆者=2018/1/14、指宿市・陸上競技場
菜の花、池田湖、開聞岳(奥の山)が見えるスポットで撮影をサポートする写真撮り会の人たち=2018/1/14
第1回大会から連続参加の佐藤富士男さん(左)と筆者
=2018/1/14
ワンちゃんスタイルの女性ペア=2018/1/14
茹でたてのブロッコリーに手が伸びる=2018/1/14
応援する子どもたち=2018/1/14
 2018年1月14日(日)、鹿児島県指宿市で開かれた、第37回いぶすき菜の花マラソンを走りました。
 9時、マラソン大会会場の指宿市陸上競技場から、1㎞ほど離れた路上からスタートしました。エントリーは13,235人です。
 私の並んだスタートエリアから、スタートラインまで4分半ほどかかりました。スタートライン先右手の数段高い来賓席では、ゲストの瀬古俊彦さんが大声で応援していました。いぶすきマラソンの発展です。
 1万人以上参加する大会は、遅いランナーが必ずおりますから、安心して走れます。
 3㎞ころからはじまる上り坂では、半分くらいのランナーが歩いていました。
 5㎞過ぎても、私の前後には大勢のランナーがおり、コースを間違う心配や孤独感がありませんでした。
 12㎞あたりで、菜の花畑、池田湖、開聞岳(別名薩摩富士;942m)が良く見えるスポットがありました。
 写真撮り会のメンバーが「写真とります」のタスキを掛けて案内し、ランナー持参のスマホやデジカメのシャッターを押していました。
 ウチワなどの小道具もあり、順番を待つ賑わいです。他で見たことがない、おもてなしです。私も、撮ってもらいました。
 第6回東京マラソンを走ったときは、東京スカイツリーの良く見える浅草のコース脇の小公園で、多くのランナーが写真を撮っていたら、走路役員から「ダメ、ダメ」だと言われていました。いぶすきとは大違いです。
 13㎞過ぎで、背中に「延岡さいとう」「第1回から連続」と書いたランナーを見ました。
 「延岡」が気になり、前に出て見ますと、知り合いの方でした。2006年、宮崎県延岡市の平和行進でお会いした斎藤富士男さん(81歳)です。びっくりしました。
 参照 takeda-a.net/06-7-07
 第1回目からの連続参加は、斎藤さんだけだろうと思います。
 テレビ局の取材があるようで、通過位置を電話しながらの走りでした。
 私は、併走しながら「40回目の節目が近いですね」と話しましたら、「明日は分からない、1日1日を大切に生きている」と答えられました。お互い、加齢とともに体力の低下を否めません。
 15㎞過ぎで、戌年にちなんだプードル犬仮装の女性ペアと会いました。
 良く作られているので、聞きますと「知人に仕立ててもらった純毛」だそうです。胸には「さおり」「はるか」の名前も書いてあります。
 茶目っ気たっぷりのパフォーマンスで、晴れ着のステージを楽しんでいました。
 中学時代の同級生で、昨年の大会が初マラソンだったそうです。前半飛ばしたので、後半がキツかったそうです。今回は、走ったり、歩いたり、平均すると私と同じペースでした。
 斎藤さんのテレビ取材のときには、併走してインタビューを受けました。
 生放映だったので、直ぐ電話が入り「テレビで見た、見た」と言われ、喜んでいました。テレビ中継の出番があって、良かったですね。
 来年も、干支のパフォーマンスで走りたいと話します。マラソンが終わったら、直ぐデザインを考えるそうです。
 コースの後半になると、沿道の給水や給食の接待や、応援が賑やかになってきました。民家や市街地が、多くなったからでしょうか。
 鹿児島特産のさつまいもを蒸かしたもの、焼いたもの、フライにしたものが沢山ありました。
 サヤエンドウやブロッコリーも茹でたてで、湯気がたっていました。その他、甘い小粒のみかん、鰹節のスープ、湯豆腐もありました。
 お祭りの出店のような雰囲気と応援で、ランナーと市民の一体感を味わいました。
 子どもたちも、飴やチョコレートを渡そうとする応援が各所でありました。それを見て、同じようなことをしていた、第100回ボストンマラソンを走ったときの子どもたちを思い出しました。この子たちが、次世代のいぶすき菜の花マラソンを引き継いで行くことでしょう。 
 私が、いぶすき菜の花マラソンを初めて走ったのは、21年前の第6回大会(1987年)でした。当時は10㎞の種目もあり、フルと合わせて約3千人の参加でした。そして、フルの制限時間は5時間で、私のゴールは、3時間41分31秒でした。
 その後、第16回大会で妻と走りました。制限時間は、8時間に延びていました。参加者は10㎞と合わせて約1万人で、妻とのゴールは、5時間55分37秒でした。
 いつからか10㎞種目がなくなり、フルだけになったのだと思います。
 ゴール後に受け取る、うどんや蒸かしさつまいも等の引き換え券を、プログラム冊子に綴じて切り目を入れるアイデアも初体験でした。紛失しにくいです。
 これも、参加者の声をよく聞き、毎回改善に努める証だろうと思いました。
 制限時間は8時間ですが、9時間(午後6時;日没)までにゴールすれば、完走証が発行されます。(ただし、29㎞で6時間、35㎞で7時間の関門があります)
 国内で、最もランナーの立場に立った運営のマラソ大会だと感じました。
 私のゴールは、ワンちゃんペアと一緒に踏みました。15㎞過ぎで会ってから、一緒に走っていたのです。おしゃべりもあり、楽しい大会でした。
 ゴールのタイムは、7時間47分7秒です。
http://www.ibusuki-nanohana.com/marathon/
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