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原爆投下を裁く 日韓交流 (5)
キムチまとめ

オデンと平たいトポッキのキムチを食べる=2023/6/09、釜山市・チャガルチ市場
キムチの漬物=2023/06/09釜山市・チャガルチ市場
柿の葉漬けのチジミ
=2023/6/09、釜山市
冷麺丼=2023/6/08、釜山市
チジミ=2023/6/08、釜山市
 6月10日(土)、帰国日です。
 早朝の空港出発で、行事はありません。
 韓国での日常食事の味付けは、キムチが主役です。カラさに慣れると、私の醤油好きも忘れてしまいました。塩分控えめで、良いのかも知れません。
 昨日の午後、日程をやりくりしてチャガルチ(西面)市場へ行きました。私と数名は、主にキムチの漬物、野菜、乾燥果物、穀類、菓子類などの店を見てまわりました。さすが、キムチの漬物が多かったです。
 その中に、柿の葉キムチ漬けがあり、初めて見ました。写真の上から2段目「キムチの漬物」で、下部から2段目の中央です。その左はエゴマの葉のキムチ漬けです。
 日本では、柿の葉の漬物を聞いたことがありません。どんな味か、興味がわきました。
 それが偶然にも、昨夕のスパークとの交流会で、夕食の御馳走に柿の葉漬けのチジミが出たのです。柿の葉の香りがあり、いくつでも食べられました(写真上から3段目)
 このキムチ談は、昨日の歴史館見学での日本語の案内、チャガルチ市場での案内、夜の交流会でもお世話になった、韓国史などを教えている先生から聞いた話しです。
 そのうえ、市場に行ったとき、写真上段のオデンと平たいトポッキ・キムチを、先生から御馳走になりました。有り難いことです。
 写真上から4段目の冷麺丼は、8日の昼食で、白菜キムチを入れ、掻き混ぜて食べました。他にチジミも添えてあり(写真最下段)、冷麺に巻いて食べました。
 冷麺は、2018年の南北首脳会談でも話題になり、有名になりました。

 今回の韓国訪問は、たいへん勉強になりました。
 日本列島は、アリューシャン、千島列島方面から、台湾方面まで含めると約4,000㎞あります。東南アジアを含む近隣諸国の総人口は、世界人口の半数を超えます。そして、生産力、消費力、購買力資源などが豊富な地域です。その中の日本列島は、経済的、軍事的に大きな要所になっていると思います。
 日本が、どのような視点で政治・外交を行うか、各国に与える影響は大きいと思います。
 日本は、日本が起こした太平洋戦争の反省に立ち、憲法9条で戦争をしない国と誓いました。それが、歯止めとなり、駐留米軍や自衛隊を保持しながらでも、戦争をせずにきました。
 しかし、安部・岸田政権は、米国主導の核抑止力強化に前のめりで、近隣諸国と対峙し、「専守防衛」から「適地攻撃」へ180度転換しました。現在の敵地攻撃型ミサイルはマッハ単位で、米国と違った日本独自の判断を下す猶予はありません。「マッタ」をかけるまえに、戦争がはじまってしまいます。
 日本政府が急いでいる軍事予算の超拡大、NATOと連係を含む軍事強化は「仮想敵国」を威嚇し、相手国も軍事強化する悪の循環で、戦争の危機を増すばかりです。不測の事態もあり得ます。
 日本政府が行うべきことは、安全・安心は「核抑止力の強化」だとする、米国追従から脱却し、世界唯一の被爆国として、一刻も早く核兵器禁止条約に参加し、戦争をしない信頼を各国から得ることです。
 そのためには、日本国民の戦争反対の声を大きくする運動が1番です。
 日韓両国の市民・国民の連帯運動で、核兵器も戦争もない平和な世界を!

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