竹田昭彦・日誌(#01)・5月06日(金)    

2022年 原水爆禁止平和行進
東京都 夢の島でスタート集会

被爆者が先頭で行進する
=2022/05/06、東京都
新日本スポーツ連盟の一員で参加する筆者(前方右)
=2022/05/06
東京都
ロシアはウクライナ侵略戦争を止めろ!のプラカード
=2022/05/06東京都
平和行進「追っかけ隊?」のメンバーとパチリ(左端が筆者)
=2022/05/06、東京都
東京→広島コース出発     
 5月6日午後1時、原水爆禁止国民平和大行進のスタート集会が、3年ぶりに東京都江東区・夢の島「第5福竜丸展示館」前で開かれました。
 集会で挨拶した各団体の代表者からは、ロシアのウクライナ侵略戦争を止めさせよう、日本政府は核兵器禁止条約に参加を、が強く訴えられました。
 午後2時、「東京→広島コース」が出発しました。例年、私は全国通し行進者としての参加でしたが、今年は新日本スポーツ連盟の一員の参加です。
 行進は、3時過ぎ江東区の東陽町公園でトイレ休憩しただけで、その後は終点の中央区・日比谷公園まで2時間余り歩き通しました。例年なら、東陽町公園で飲み物などの接待や、その後の休憩もありましたが、今回は無く、コロナ禍で仕方のないことです。
 行進の後半の5時過ぎ、東京駅の八重洲口先で被爆者が多数参加され、先頭を歩かれました。高齢にもかかわらず終点まで歩き通し、大いに励まされました。
 また、大阪などから参加の平和行進4姉妹(通称=平和行進「追っかけ隊」)の3人にお会いし、近況など聞きました。スタイルもアップされ、ますます元気でした(写真4段目)。
 行進は、参加者300人で実質3時間25分かかり10㎞歩きました。
ロシアは戦争を止めろ     
 一昨年からのコロナ禍、今年に入ってからのロシアのウクライナ侵略戦争、この先がどうなるのか不安です。
 どちらも人間の横暴が原因です。
 特に、ロシアが起こした侵略戦争は、核兵器使用をちらちかす極悪です。
 そして核兵器を持つ事や、核の傘に入る事(又は核の共有)は、戦争の抑止力にならない事が鮮明になりました。
 相手国の軍拡に対して、軍拡で応える事は、常に相手国より強化しようとする競い合いになり、何時でも戦争が起こる体制です。
 なんとしても、ロシアの起こした侵略戦争を止めさせなければなりません。
 日本政府は、直ぐにも核兵器禁止条約に参加・批准をして、ロシアはウクライナ侵略を止めよ、世界の国々に核兵器禁止条約に参加を呼びかけるべきです。これが憲法9条の精神で、、唯一被爆国の果たす日本政府の役割です。「核兵器共有論」などは、戦争を誘発する真逆の亡国論で、日本国民やウクライナ国民にも更なる困難をもたらすだけです。
 私は、ウクライナのキーウ(キエフ)を3回訪問した事があり、世界一緑の多い都市と言われ、美しい町並みです。

* 2022年 原水爆禁止国民平和大行進の「全国通し行進」及び「国際青年リレー行進」は、コロナ禍によっ て2020年、21年に続き中止となりました。
* 全国各地域の行進は、コロナ感染防止対策をした方法で実施します。

 
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