竹田昭彦・日誌(#65)・8月06日(月)    
世界大会ー広島 閉会総会
政府は 禁止条約に賛成を

“教え子を再び戦場へ送るな” と若い教員達の決意表明=2018/08/06、広島市
発言する韓国のパク・ソクミン氏(全国民主労組総連盟)=2018/08/06、広島市
総会のファイナーレに立ち上がって手拍子をとる参加者=2018/08/06、広島市
 今日は、世界大会・広島の第3日目で、閉会総会です。
 7時45分、午前の航空便で帰国する李さんを、広島駅前のリムジンバス出発所で、見送りました。
 バスは、通常1時間ほどで広島空港へ着きますが、豪雨の被害で迂回するため、1時間30分かかるそうです。
 李さんは、炎天下の長時間行進、市民の反応や自治体訪問、なぜ60年間も行進を続けてきたのか、いろいろな体験をしました。
 また、日本人からみた、韓国の青年関する質問を多く受けていました。南北会談、米朝会談で朝鮮半島が注目されたからと思います。
 そして、日本の自然と暮らしを見聞し、人生の大きなプラスになったと思います。
 8時15分、ホテルのロビーで、テレビを見ながら黙祷を捧げました。例年なら、平和公園で黙祷し、「反核平和マラソン広島~長崎リレー500㎞」のスタートを見送っていました。
 10時30分、閉会総会が開かれました。
 国内外の各代表発言は、核兵器禁止条約の発効に向けた運動の強化が話され、南北会談、米朝会談が評価され、核兵器廃絶へ向けた決意が述べられました。当面は、朝鮮半島の非核化問題が焦点となって、進むと思われます。
 総会の流れとしては、国内の若い人たちの登壇が大いに注目されました。
 中学生、高校生、青年教職員の話しに、大きな拍手をおくりました。
 私は、日本政府が一日も早く核兵器禁止条約に賛成し、批准させることが力点になると思いました。
 閉会総会の参加者は、6千人と発表されました。
 午後1時、総会最後の恒例ファイナーレ、「ウィシャルオーバーカム」合唱で〆のエネルギーをもらいました。

 
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