竹田昭彦・日誌(#54)・7月26日(木)    
山口市の行進
沿道募金 4万円頂く

山口県庁の歓迎式=2018/07/26、山口市
原爆死没者之碑の献花式で挨拶する李さん(左)=2018/07/26、山口市宮野
沿道募金と署名の集計
=2018/07/26、山口市湯田・井上公園
 今日は、山口県庁訪問、山口市の行進と市役所訪問です。
 その後、防府市へ車で移動し、山口市から防府市へ引き継ぎます。
 天気は、晴れです。山口市は、今日も38度を越えました。昨日は38.8度で最高記録だったそうです。
 9時、山口県庁で歓迎式が開かれ、通し行進者全員が挨拶し、環境生活部長から激励の挨拶を頂きました。
 なお、台湾の黄さん挨拶のときは、嶋田紀子さんが日本語訳を代読しました。
 参加者は、県庁職員約40人と行進団58人です。
 式後、県庁職員に見送られ、行進へ移りました。
 全国でも、県庁として厳粛な歓迎式をされるのは、山口県が唯一だと思います。
 歓迎式前に、庁舎ロビーで待機していると、庁内放送が流れ、歓迎式の案内がありました。
 都道府県の庁舎で、そのような放送を聞いたのは、初めてです。
 参照 takeda-a.net/16-7-26
 10時50分、江良の共同墓地にある原爆死没者慰霊之碑へ着きました。
 そこには、135余体(朝鮮人2体)の遺骨が埋葬されています。
 参照 takeda-a.net/17-7-13
 参加者全員が、白い菊の花を手向け、ご冥福を祈りました。
 日本語で挨拶した李さんは、戦前、日本に支配された朝鮮民族の歴史がつのり、朝鮮人が被爆死したことに、「悔しい」と2度言いました。
 私は、率直な言葉に、強烈な印象受けました。
 12時45分、山口市役所で出発式が開かれ、市長メッセージを総務部長から、議長メッセージを副議長から披露され、激励の挨拶とペナントが託されました。
 行進へ移ると、総務部長と参加していた職員が、構内を出るまで歩かれました。
 ありがたことです。お礼の手を振って公道へ進みました。
 午後2時55分、山口市湯田の井上公園へ着き、山口市の行進が終わりました。
 井上公園には、足湯がありますが、なぜか、お湯が出ていませんでした。
 参照 takeda-a.net/17-7-13.html
 ここで、今日の沿道募金と署名の集計が行われました。募金は、42,251円、署名は57筆でした。
 一部の地域では、事前に募金と署名のお願いの文書を配布してありました。行進が通ると、家から出てこられ、募金と署名簿を頂きました。
 終了式で、募金隊に初めて参加した若い女性は、「通行人から募金を頂いたときが一番嬉しかった」、と感激を話しました。私も体験があり、胸がときめきました。
 午後4時25分、防府市役所前で、山口市から防府市へ引き継ぎをしました。
 今日の行進距離は、6区間を50~40人で6.9㎞歩きました。

 
  copyright(c) takeda akihiko all rights reserved.