竹田昭彦・日誌(#29)・7月01日(日)    
熊本県球磨郡
1市4町5村 考

石材による灌漑用水の堰(展示・保存)
=2018/06/29、八代市・会地公園
人吉城の石積=2018/06/30、人吉市
 今日は、行進のない日です。
 宇城市に、滞在しています。
 天気は、晴れです。
 沖縄→広島コースで、鹿児島県と熊本県は、日曜日に行進のないことが多いです。
 それで、もらった書類の整理や、手荷物の整理など、余裕をもってできるから、ありがたいです。
 そして、身体の休養をとることができます。
 他では、なかなか無いことです、
 昨日行った、人吉・薩摩郡地域の自治体合併にふれてみたいと思います。
 1市4町5村(人吉市、錦町、多良木町、湯前町、あさぎり町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村)のうち、平成の合併をしたのは、新生あさぎり町(2003年、球磨郡の免田町、上村、岡原村、須恵村、深田村が合併)一つだけです。熊本県下8村中、5村が薩摩郡下です。
 全国でも、村が8村あるのは、多い方から6番目です(1番は、長野県の35村)。
 参照 takeda-a.net/15-7-06
 そういう地区を知ると、「何故そうなるの」と、ワクワク感が大いに刺激されます。
 全国でも、希な郡だと思います。
 合併に頼らない、歴史や文化の風土があるのだろうと思います。
 「肥後もっこす」という言葉もありますが、滞在時間が短く、合併しない理由を、詳しく聞けませんでした。
 掲載の写真は、石をテーマにした構造物です。
 灌漑用水の堰は、公園に展示保存したものです。
 流量調整は、石柱と石柱の溝に板をはめ落とし、板数の増減で行います。
 熊本地震でも、崩れなかった石材構造物が多く残っています。石積の技術は、凄いと思います。
 一昨日、出発会場で八代城の石積を見ていながら、写真を撮るのに気づかず、残念でした。

 
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