竹田昭彦・日誌(#05)・6月07日(木)    
国道の両側が米軍基地

国道330号線を行進。道路の左右が米軍のキャンプ瑞慶覧=2018/06/07、北中城村
歩道橋を渡る=2018/06/07、宜野湾市
普天間飛行場に駐機するオスプレイ=2018/06/07、宜野湾市・嘉数高台公園の展望台から撮影
 今日は、沖縄市、北中城(きたなかぐすく)村の行進、宜野湾市の行進と市役所訪問です。
 沖縄では、「城」を「ぐすく」と読みます。
 天気は、薄曇りの晴れで、風もあり、しのぎやすかったです。

 9時、沖縄市・胡屋交差点のミュージックタウン前で出発集会を開き、行進へ移りました。
 沖縄の行進には、警察官がつかず、安全確保を行進団の役員が、数人で指揮しています。暑い中、車の通行を見ながら行ったり来たり、たいへんなことです。
 行進実行委員会の有力団体が、日替わりで受け持っています。
 本当に、ご苦労さまです。
 沖縄の行進ルートは、毎日が、米軍基地のフェンスと接しています。
 午前に歩いた、北中城村を通る国道330号線は、両側が米軍のキャンプ瑞慶覧(ずけらん)に囲まれていました。
基地内の米軍住宅は、広い芝生に囲まれ、隣との間隔も広いです。
 日本の戸建て団地とは、雲泥の差です。
 日本政府の思いやり予算で建てられています。
 1日も早く米軍を撤退させ、住んでみたいものです。
 12時、宜野湾市役所に着きました。
 市役所隣の市民会館で昼食となり、市役所から冷茶の接待を頂きました。
 午後2時30分、宜野湾市の米軍普天間基地に隣接した沖縄国際大学前を通りました。
 2005年の行進で通ったとき見た、米軍ヘリコプターが墜落した校舎は、建て替えられていました。
 参照 takeda-a.net/05-6-22
 午後3時50分、宜野湾市の米軍普天間基地に隣接した嘉数(かかず)高台公園に着き、今日の行進が終わりました。
 その後、公園の展望台に上り、普天間飛行場を見ま した。
 オスプレイが、10機ほど見えました。
 飛行場の周囲は、住宅やビルなどが密集しており、米国自身が、「世界で一番危険な飛行場」といわざるを得ないことが、よく分かりました。
 「日本防衛のため」と思う人も、疑問に感じることでしょう。
 昼に休憩した宜野湾市役所の玄関上部には、「普天間飛行場早期返還! オスプレイ配備反対! 政府は日米地位協定を抜本的に見直せ!」の看板を掲げてありました。
 全国の米軍基地の動向を監視している平和の活動家たちは、基地がよく見える高台を、「安保の見える丘」と呼んでいます。
 沖縄に来られたときは、嘉数高台公園の展望台から、普天間飛行場の実態を見て欲しいと思います。
 今日の行進距離は、7区間を70~50人で12.8㎞歩きました。

 

 
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