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竹田昭彦・日誌(#29)・8月01日(火) | ||||||||||||||||||
佐賀から長崎へ引継 | ||||||||||||||||||
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行進は、佐賀県の有田町、長崎県の佐世保市です。 天気は、晴れで、佐世保市の午後2時過ぎの気温は35.7度でした。 朝、出発集会の場所へ着く前に、有田町の泉山磁石場を訪ねました。 この磁石場は、日本で最初に磁器が誕生した原料の発掘現場です。 磁器を作ったのは、朝鮮半島出身者の李参平(日本名;金ヶ江三兵衛)です。 参照 takeda-a.net/16-7-05 李参平は、豊富秀吉の朝鮮侵略戦争のとき、日本に連れてきた陶工集団の1人です。 陶工集団は、苦難の歴史だったようです。 9時30分、有田町役場の東庁舎前で出発集会が開かれ、佐賀県最後の行進が出発しました。 コースの沿道には、昨日、田中龍一郎さんが募金を訴えるチラシと封筒を配布してありました。 自称カンパ隊長の小林和江さんが、募金袋を手に各戸訪問しました。 約30戸から、3,849円頂きました。千円札が2枚あり、1枚は丁寧に紙に包んで頂いたそうです。県下の行進で、沿道の各戸へ事前に署名や募金のお願いチラシを配布したのは、しばらくぶりだそうです。前月28日の交流会の成果です。 11時40分、県境を越えた長崎県佐世保市の三川内(みかわち)で、佐賀県から長崎県への引き継ぎ集会が開かれました。 佐賀県の報告をした田中龍一郎佐賀県行進実行委員会事務局長は、有田町の行進で沿道募金をしたこと、網の目の唐津コースで福岡県から佐賀県へ引き継ぎをしたこと(網の目コースの県境引継は全国でここだけ)など、特徴的な活動を話しました。 長崎へ向かう3コースのリレー横断幕は、無事に長崎県へ引き継がれました。 その後、長崎県の出発集会が開かれ、知事メッセーを実行委役員から披露されました。 メッセージは、国連の核兵器禁止条約採択にふれられ、「新たな枠組みが設けられた。皆さんの運動が重要です」との激励を頂きました。 長崎県内の通し行進者は、遠田悦子さんです。長崎県在住と思い込んでいたら、大阪府在住でした。昨年は、沖縄県内の通し行進をしたので、今年は長崎へ継ぐ思いだそうです。 色々な思いがあるのですね。まさしく、1歩でも、2歩でも、草の根運動の精神です。 午後3時25分、佐世保市のハウステンボス駅手前で、今日の行進が終わりました。 今日の歩いた距離は、佐賀側4区間を30人前後で4.8㎞、長崎側3区間を40~70人前後で5.5㎞です。合計10.3㎞です。 佐賀県の皆さんには、たいへんお世話になり、誠にありがとうございます。 |
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