竹田昭彦・日誌(#30)・8月02日(水)    
大村湾に沿って行進


宣伝カーのリアドアーで冷を取りながら旧海軍の特攻兵器「魚雷艇」の話しを聞く
=2017/8/02、川棚町・展望場
冷凍ペットボトルを首に行進する山田太枝さん
=2017/8/02、東彼杵町
 今日は、川棚町、東彼杵(ひがしそのぎ)町の行進です。
 天気は、晴れで、酷暑が続きました。
 10時、川棚町新谷郷のコンビニ前で出発式が開かれ、今日の行進がはじまりました。
 日陰が無く、炎天下の集会です。
 地元の方の挨拶では、川棚町議会が6月に『日本政府に核兵器禁止条約の交渉会議に参加し、被爆国と条約実現に努力するよう』求める意見書」を決議したことが報告されました。嬉しいことです。
 6人の通し行進者が、参加の動機をそれぞれ話しました。私の挨拶では、5月に神奈川県下の行進参加で、22自治体を訪問しましたが、禁止条約のことを首長さんや議長さんが、なかなかふれないことを話しました。ふれたのは、厚木基地がある綾瀬市長さんだけでした。
 川棚町には、旧海軍の特攻兵器「魚雷艇」の訓練基地がありました。出発集会場所の近くには、「特攻殉国の碑」があります。
 参照 takeda-a.net/09-8-02
     takeda-a.net/16-7-02
 集会場所が、コンビニ前なので、氷を買うのに便利でした。出発から、帽子に氷を入れて歩きました。
 最初に休憩した場所が。高台の大村湾がよく見える所でした。日陰は無く、宣伝カーのリアードアーが唯一の日陰です。そこで、川棚の特攻基地について、地元の人から説明がありました。
 展望は抜群です。針尾の旧海軍のアンテナ塔や魚雷艇の発進基地跡が見えました。発信基地は、昨年見た山口県の大津島の基地と似ていました。 
 参照 takeda-a.net/16-7-04
     takeda-a.net/16-7-27
 午後1時、JR川棚駅前で出発集会が開かれ、川棚町長メッセージを実行委役員から披露され、午後の行進が出発しました。
 行進は、大村湾沿いを長崎市へ向かって歩きます。
 酷暑対策に、だんだん知恵がまわってきました。
 山田さんのスタイルは、コンビニで売っている水やお茶の冷凍ペットボトルを、首の後ろにタオルで巻いています。帽子の下には、かち割り氷を入れています。その上、肩から提げた鞄には冷凍のペットボトルが入っています(予備用)。ペットボトルの冷凍が溶ければ、飲用になる優れものです。かち割り氷は、30~40分もち、冷凍ペットボトルは、数時間もちます。
 休憩時間に買えなければ、行進中に誰かが調達して分けました。
 午後3時20分、東彼杵町役場に着き、町長メッセージを実行委役員から披露され、今日の行進が無事に終わりました。
 今日の歩いた距離は、5区間を30人前後で11.4㎞です。

 
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