竹田昭彦・日誌(#04)・7月07日(金)    
広島から山口へ引継

大竹市役所訪問で政岡修総務部長から激励を頂く(右)=2017/7/7、大竹市
行進しながらマイクを手に訴える通し行進者の嶋田紀子さん(右)=2017/7/7、大竹市
広島に向かって黙祷をする=2017/7/7
岩国市役所訪問で市長の被爆者国際署名を要請する。左側の右から杉岡匡総務部長、村上篤史市議会事務局長=2017/7/7
 今日は、広島県から山口県へ引き継ぎ日です。
 広島は、廿日市市の行進、大竹市の行進と市役所訪問です。
 山口県は、和木町と岩国市の行進と役場訪問です。
 天気は、雨模様の曇りでした。
 9時25分、廿日市市のJR大野浦駅前から、今日の行進が出発しました。電車が人身事故で遅れたため、15分遅れの出発です。
 出発集会がなかったので、通し行進者の挨拶に期待していた女性が、残念がっていました。
 そこで、ジェファンさんから私が大量に頂いた(預かった)、韓国の人権運動のシンボル「金色のチョウチョウのバッチ」を渡しましたら、たいへん喜ばれました。
 12時30分、大竹市役所を訪問し、市長メッセージを杉岡亘総務部長から披露頂きました。
 大竹市のつぎは、山口県に入ります。緊張感が高まってきました。
 嶋田さんは、リレー横断幕を持って行進しながら、ワイヤレスマイクを手に、原稿なしで長時間訴えました。声もとおり、よかったです。
 県境の小瀬川に架かる栄橋へさしかかると、右手の対岸から大きく手が振られ、こちらも大きく手を振りました。
 引き継ぎ式は、最初に、広島に向かって原爆犠牲者の冥福を祈り、黙祷をしました。
 川岸に一列にならび、厳かな強い印象を受けました。
 各挨拶では、今夜の11時ころに、ニューヨークの国連本部で、核兵器禁止条約制定に向けた決議が採択される見通しの喜びが話されました。
 七夕にふさわしいと思いました。これまで平和行進参加を、続けてきて良かったと。思いがめぐりました。
 明日からは、日本政府が、その採択会議に参加しなかった不甲斐なさが、国民誰の目にも明らかになるでしょう。
 明日からの行進は、日本政府は「核兵器禁止条約に賛成せよ」となるでしょう。
 運動の目標が、具体的にわかりやすくなり、わくわくしてきました。
 山口県代表の挨拶では、2020年9月30日までに、被爆者国際署名を、人口150万人山口県で、100万筆集める目標を決めたといわれました。
 県下の8団体でつくる、署名推進共同組織の合意だそうです。
 日本政府を動かすには、並々ならぬ運動の拡大と決意の具体化だと、胸が熱くなりました。
 山口県最初の行進地が、和木町です。
 午後3時、和木町役場訪問で、企画総務課長、町議会議長から激励の挨拶を頂き、ペナントを託されました。
 そして、室内での接待を頂きました。
 和木町の上田丈二町議会議員は、2009年平和行進で山口県内の通し行進者をされました。そのとき、私もご一緒でした。今日お会いして当時を思いだし、議員の活躍を喜びました。
 午後5時10分、岩国市役所を訪問し、事前に要請していた件の対応を頂きました。
 出席者は、市の杉岡匡総務部長、村上篤史市議会事務局長と、行進団の代表者です。
 市長の被爆者国際署名については、平和首長会議の取り組みと、連携してすすめるとのことでした。
 意見交換では、総務部長は「国連の採択」に触れられ、議会事務局長は「今年は国際的な節目」なると話されました。
 今日の歩いた距離は、広島が20人前後で11.9㎞、山口20人前後で5.8㎞です。

 
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