竹田昭彦・日誌(#23)・7月19日(火)  

 
小倉の平和記念碑 訪問

 

 
特製の平和行進幕を持ってアピールする女性たち=20116/7/19、北九州市小倉北区  
 
原爆犠牲者平和祈念碑(中央)と長崎の鐘
=2016/7/19、北九州市小倉北区・勝山公園
 
 
長崎の鐘
=2016/7/19、北九州市小倉北区・勝山公園
 
 今日は、北九州市の戸畑区の行進と区役所訪問、小倉北区の行進です。
 天気は、晴天で、露出の手が痛さを感じました。昨日、梅雨明け発表があり、いよいよ真夏の行進です。2、3日すると、暑さに身体がなれると思います。
 10時30分、昨日、八幡東区から戸畑区へ引き継いだ、JR枝光駅先の県道50号線区界で出発集会が開かれ、行進へ移りました。
 晴天で雲がなく、汗が噴き出す暑さです。
 12時、戸畑区役所の会議室で、後藤基明区長から激励の挨拶を頂きました。
 戸畑区役所の玄関側の屋根が、ひな壇になっている珍しい庁舎です。「戸畑祇園大山笠競演会」の有料観覧席で、1席が3千円だそうです。
 正月などに帰省しない人も、このときは帰ってくるそうです。
 参照 http://www.takeda-a.net/09-7-18
 午後1時50分、戸畑区役所前で午後の出発集会を開き、行進へ移りました。
 1㎞ほど歩いた中本町商店街で、署名行動を20分ほどしました。シャッターを閉めた店も多くあり、人通りもまばらでしたが、商店訪問などで署名100筆を頂きました。
 午後3時50分、区界の境川を渡った歩道で、戸畑区から小倉北区へ引き継ぎをしました。
 北九州市の行進も、地域原水協単位の行進実行委員会で、きっちり引き継ぎをして進みます。
 午後5時5分、勝山公園の北九州市中央図書館南側にある、「原爆犠牲者慰霊平和祈念碑」前へ到着し、終了集会を開き、今日の行進が終わりました。
 小倉は、広島原爆投下(8月6日)後の次の投下目標(88月9日)でした。
 碑の場所(旧小倉市)には、戦前小倉陸軍造兵廠があり、原爆投下の目標にされたのです。
 その当日の上空が視界不良だったため、長崎市に変更されたのです。
 戦後、この事実が明らかにされ、北九州市では、被爆者の霊を慰め、平和への切実な願いをこめて、碑を建立しました。長崎市の市花のアジサイ、被爆クスノキが植えられ、中心に「劫火の中で手を取り合う母子像」が据えられ、「長崎の鐘」があります。脇には、「嘉代子桜・親子桜」が植えられ、その桜は市内の小中学校や公園に植樹を進めています。もし、晴れていれば・・・ 長崎市民の気持ちと同じです。
 終了集会では、その思いが語られました。

 
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