竹田昭彦・日誌(#12)・7月08日(金)  

 
晴から 雨に激変
 

   シュガーロードを行く



 
水川一哉江北町長(右)からペナントを託されるイ・ジミン=2016/7/8、江北町役場  
 
長崎街道の銘菓「宿場ようかん」を食べる=2016/7/8、小城市牛津町  
 
小城市役所の大橋隆司総務部長(左)からペナントと署名を託される五十嵐成臣さん
=2016/7/8、小城市牛津公民館
 
 今日は、江北町、小城(おぎ゙)市の役場訪問と行進、佐賀市の行進と県庁訪問です。
 天気は、終日の雨降りです。
 佐賀に入って、晴天が続いたのに急変です。長崎の雨降りも厳しかったが、降ったり止んだりの間がありました。終日の雨は、長崎より厳しかったです。
 9時、江北町役場で出発式が開かれ、山田恭輔町長から激励の挨拶とペナントを託されました。ペナントは、イ・ジミンさんが受け取りました。
 長崎→広島コースの九州部は、長崎街道やJR長崎本線などに沿って歩くことが多いです。
 宿場町も通り、その町、その町に旨いものがあります。
 午前に休憩した小城市の牛津町では、銘菓の「宿場ようかん」を食べたました。あっさりした甘みで、旨かったです。
 買った老舗のおばさんが、アッという間に、1本を20等分に切ってくれたので、分配しやすかったです。息子さんが横浜に住み、私がむかし働いていたNKK(旧日本鋼管)に勤務しているそうです。話しが弾み、おばさんの代で終わらないよう願いました。
 長崎街道は、砂糖街道(シュガーロード)とも呼ばれ、宿場や沿線に甘味の菓子や食文化が育まれました。
 12時40分、小城市の牛津公民館(旧牛津町役場)で激励集会が開かれ、市長からのメッセージを大橋隆司総務部長から披露され、ペナントと被爆者のよびかける国際署名が託されました。
 署名用紙は、事前にお願いしてあり、受け取った五十嵐成臣さんは、しっかり重かったと話しました(後日集計207筆)。今回の行進で、自治体から署名簿を託されたのは初めてです。
 午後4時30分、佐賀県庁脇の図書館前で激励集会が開かれ、知事からのメッセージを古賀英敏政策部企画課長から披露されました。
 メッセージは、雨の日も、風の日も、58年にわたる行進の意義を強調されました。
 今日の行進は、県庁の激励集会で終わりです。ずぶ濡れの行進、お疲れ様でした。
 終日の雨天は、めずらしいです。休憩場所も、トイレをかしてもらえるコンビニが多く、店内の床がカッパの雨しずくで濡れてしまい、恐縮しました。
 また、佐賀では、行進中に雨傘や日傘を使わない道路使用許可だそうです。危険防止からでしょうが、他で聞いた記憶がありません。 
 今日の行進は、7区間を参加者30人前後で16.8㎞歩きました。

 
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