竹田昭彦・日誌(#03)・6月29日(水)  

雨にも負けず歩く
連日「大雨警報」 発令


出発集会でイ・ジンミさん(中央)、キム・ジュングさん(右)日本語で挨拶
=2016/6/29、長崎市・蛍茶屋
トンネルを出ると土砂降りに
=2016/6/29、長崎市・日見トンネル
終点で「平和行進おつかれさま」の歓迎
=2016/6/29、長西諫早駅前
 今日は、長崎市、諫早市の行進です。
 天気は、昨日につづく豪雨で、今日も「大雨警報」が出ました。
 9時10分、市電の蛍茶屋駅前で出発集会が開かれ、韓国青年のキム・ジョングさん、イ・ジミンさんがスマートホンを駆使して日本語で挨拶し、大きな拍手を貰いました。
 2人の機転の早さを、嬉しく思いました。
 年々、IT産業が進化し、便利な翻訳機ができました。スマホの画面に向かって、日本語で「こんにちわ」と話すと、韓国語で「アンニヨンハセヨ」と発声し、ハングル文字も表記します。
 私は、この機能を行進直前に知り、利用しています。おかげで、2人との意思疎通が短時間で済む(?)便利さです。
 長崎の雨の降る様子は、ドドッと大粒の雨が降り、しばらくすると止みます。この繰り返しでした。
 今日は、カッパを着たり、脱いだり、忙しかったです。イ・ジミンさんは、昨夜、新婦人の方から赤色のカッパを提供され、雨天に映えていました。
 10時過ぎ、日見峠の日見トンネルに入り、雨をしのげたのもいっ時で、出ると豪雨でした。
 そのときは、「土砂崩れ警報」のスピカーが鳴っていました。
 参照 http://www.takeda-a.net/05-8-06
 キムさんは、当所、九州の暑さを気にしていたが、行進初日から大雨で、暑さのことを質問しなくなりました。予想と違い、ビックリしたことでしょう。
 午後4時50分、無事、終点のJR西諫早駅(諫早市)へ着くと、「“核をなくして平和な世界を” 平和行進おつかれさま」の文字の横断幕で迎えられ、濡れと疲れが飛んで行きました。
 歩いた距離は、21.3㎞ありました。
 朝、韓国青年2人に、今日は15㎞位歩くと話しましたが、それを大きく越える距離でした。長崎県内の最長距離かも・・・
 今夜の宿は、韓国青年2人がホームスティーで、五十嵐さんと私はビジネスホテルでした。
 キムさんが不安がっていましたが、「ケンチャナ」(大丈夫)と伝えました。
 通し行進は、事前に詳しいスケジュールを知らされることが少なく、その時、そのときで知ることが多いです。通し行進者からすると、「打っ付け本番」です。青年2人は、対応が早いので安心しています。
 今日の行進は、4区間を参加者40人前後で21.3km歩きました。

 
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