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長崎に原爆が落とされた11時2分、黙祷を捧げる=2015/8/09、長崎市民会館前 |
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フィナーレの壇上でパチリ(右から)筆者、フィリピンから参加の国際青年リレーのマギチン・ファブロスさん、「東京→広島」通し行進者の松永洋子さんと山口逸郎さん
=2015/8/09、長崎市民会館 |
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今日は、世界大会の6日目、閉会総会(被爆70年ナガサキデー集会)です。
天気は、晴れでした。
午前10時30分、長崎市民会館で、2015年原水爆禁止世界大会の閉会総会(被爆70年ナガサキデー集会)が開かれました。
壇上のタイトル名の下には、全国から寄せられた折り鶴が飾られました。
午前11時2分、サイレンが鳴り響きました。
長崎に原爆が落とされた、70年前の時刻です。会場の外にいた私は、取り急ぎ黙祷を捧げました。
外にいたのは、長崎市民会館前の広場で、三菱長崎造船所原水協が、一昨日(7日)発刊した本「戦争する国づくりと三菱の兵器生産」を販売しており、その説明を受けていたからです。
長崎の原爆爆心地は、三菱兵器工場群の真ん中でした。近くには、真珠湾攻撃で使われた「91式魚雷」を製造した、幸工場(市電「宝町町」付近)もありました。
その三菱が、造船、原発がだめなら「軍需」があるさ、と兵器の積極的増産を目論んでいるのです。
「軍需」は、政権党が敵国をつくって「平和を守るため防衛が必要」と国民をあおれば、景気や不景気に関係なく、国民をだまして戦争へ突き進む歴史があったからです。
これは、資本の金儲け主義の行き着く本質です。
それを解明したのが、上記の本です。
本は、「みなさん、憲法9条を守れ、二度と戦争をするな、二度と被爆者をつくるな! 職場から街から学園から声を上げましょう」と、呼びかけています。
黙とう後、「核兵器のない世界へ」草の根の行動から(海外、国内の運動)の発表がありました。
「高校生1万人署名活動」をしている長崎の高校生が壇上にならび、高校生平和大使活動、海外訪問など、多彩な活動が報告されました。
4日の広島の平和行進では、商店街を行進したとき、広島の高校生たちが署名活動をしていました。間隔を置いた大勢の参加で、凄い力を感じました。
未来は、青年の力です。
午後1時、恒例の、海外の代表者たちが壇上にあがるなど、みんなでウイ・シャル・オーヴァーカムを歌い、フィナーレとなりました。
今日の参加者は、6000人と発表されました。 |
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