竹田昭彦・日誌(#83)・8月02日(日)  

手を振り 募金する人多し

 
日本山妙法寺の平和行進の激励集会
=2015/8/02、呉市役所
 
 
夢中で食べるかき氷
=2015/8/02、呉市・天応ポートピア公園入り口
 
 今日は、呉市の市役所訪問と行進です。
 天気は、晴れでした。
 午前9時10分、呉市役所前で出発集会が開かれ、市長からのメッセージを総務課長から披露されました。そして、通し行進者の紹介がありました。挨拶したメアリーさんには、通訳の方がつかれました。昨日の仁方駅での挨拶は、日本語でしたので、今日は英語で話され、喜んでいました。
 これに先立つ8時30分からは、同じ場所で、日本山妙法寺の平和行進の激励集会がありました。挨拶した僧侶の方は、大和ミュージアム (呉市海事歴史科学館)の展示について、反戦を貫くよう要望されていました。率直に話され、印象に残りました。
 「戦艦やまとのふるさと」として「強調され過ぎ」、
侵略戦争反省の心が薄れる心配があるからです。
 午後2時30分、休憩した呉市の天応ポートピア公園入り口で、呉民商青年部の「かき氷」の接待がありました。恒例で、みんなが食べるのを楽しみに歩いていました。蒸し暑い日の行進なので、何よりの接待です。急いで飲み込むと、胃袋で直ぐに氷が溶けないので、頭がジーンとなり、しばらく痛さを味わう冷たさでした。みんなが、夢中で食べました。
 午後3時20分過ぎ、国道31号線を呉市から坂町に入った、JR呉線の小屋浦駅先の路肩で、呉市から安芸地域へ引き継ぎ、今日の行進が終了しました。
 その後、その先の線路の山側にある小屋浦原爆慰霊碑を訪ね、冥福を祈りました。
 今日行進した道は、被爆した人が逃れてきた道で、その途中で多くの人が死にました。慰霊碑は、その亡骸を地元の人たちがまとめて供養したのです。
 今日の行進でも、暑い中、家から出てきて激励される人が多くありました。自転車を止め、募金する人もありました。海岸線の行進では、海釣りのボートの人や、海水浴の人からも手が振られ、胸が熱くなりました。安倍内閣の軍事法案に、みんなが怒っているようです。
 今日の行進は、7区間を参加者30人前後で13.2kmです。