竹田昭彦・日誌(#47)・6月19日(金)  

“核の時計” 5分前
旧新津市役所の非核・平和モニュメント

 
午前0時5分前を示す「核の時計」と「非核・平和都市宣言」(右)モニュメント
=2015/6/19、新潟市秋葉区役所(旧新津市役所)
 
 
戦争反対のプラカードを掲げ行進
=2015/6/19、加茂市
 
 今日は、新潟市秋葉区(旧新津市)の行進、田上町の役場訪問、加茂市、三条市の役所訪問と行進です。
 天気は、曇りで、午後の後半に小雨が降りました。
 午前9時、新潟市秋葉区役所(旧新津市役所)の駐車場で出発集会を開きました。
 区役所には、新潟市と合併する前の、新津市のときに建立(1988年11月)した「非核・平和モニュメント」があります。モニュメントは、「核の時計」(世界終末時計)と「非核・平和都市宣言」碑で構成されています。造られたのは、「平和を願う市民をはじめ多くのみなさんの募金によって建立したものです」(非核新津市民の会の添え文より)。
 「核の時計」とは、核戦争による地球破滅を午前0時になぞらえ、針の動きで核の危険を警告しようとするものです。モニュメントは、建立当時の午前0時5分前を示していますが、現在(2015年2月22日)は、2分早まり3分前です。 
 午後1時、加茂市役所訪問では、小池清彦市長とお会いしました。集団的自衛権の行使に伴う戦争法案は、「憲法学者が憲法違反と言っている通りです」と話しました。
 行進へ移ると、向かってきた車の婦人から「署名をしたいのですが」と言われました。署名の準備がなかったので、「カンパでもよいですよ」と応えました。車を止め、後続の行進者に千円を渡されました。
 とっさのことでしたが、婦人の思いは直ぐ分かりました。「戦争法案」が心配で、行進と出会い賛同されたのです。地元の人も顔見知りでない方でした。
 2001年から通し行進をしてきて、初めての体験です。情勢の変化を、つよく感じました。
 先日の村上市での昼食のとき(16日)、通し行進者の旅費のことを個人的に聞かれました。「平和行進とっておき十話」を渡し、自己負担金等で賄われていることを話しますと、その場で有志の方からカンパを集めた包みを頂きました。
 とっさのことで、十分なお礼の言葉もできずに経ってしまいました(その場で、失礼と思い直ぐに中身の確認をしなかった)。過分な¥5桁のカンパを頂き、誠にありがとうございます。
 行進は、2区間を参加者60~30人で8㎞です。