竹田昭彦・日誌(#19)・5月22日(金)  

多角的行政
     
泊村の小学生 広島訪問
     

 
●岩内町役場でアピール署名、ペナントに記名する(右から)上岡雄司町長、永井明議長、三浦宣彦教育次長=2015/5/22  
 
岩内町を行進=2015/5/22  
 今日は、共和町、泊村、神恵内(カモエナイ)村の役場訪問、岩内町の役場訪問と行進です。
 天気は晴れでした。 
 午前10時、共和町を訪問し、次に岩内町を訪問しました。泊村、神恵内村は午後でした。
 岩内町訪問では、町長応接室に町長、議長、教育長(代理教育次長)が同席され、アピール署名、ペナントに記名されました。3者が同席されての訪問は、今年の行進で初めてです。
 岩内町役場は、5月7日に新庁舎オープンです。庁舎海側の、2階と3階の中央部が円形に張り出すガラス窓で、町民の休息フロアでした。
 そこから、岩内港の対岸正面に、泊原発が見えました。至近距離です。事故が起きれば、海上にバリアがなく直撃です。泊村の方からは、海岸線にある原発の背後に大きな山があり、見えないそうです。
 泊村訪問では、徳島県伊方町と姉妹都市締結を聞きました。毎年、こどもたちが相互訪問をしています。小学6年生の全員(約20人)が伊方町を訪問し、その後、広島の平和公園を訪ねます。
 原発立地の自治体で、初めて聞くことでした。私の頭は、原発優先教育の先入観から、複雑な思いを通過したが、泊村の多角的な施策を知りました。
 子どもたちが、広い視点で学習意欲を高めるに違いありません。
 平和行進は毎日が勉強です。そんなこと、「あり得ないだろうと考える」既成概念を飛び越します。
 午後4時、「いわない道の駅」から行進が出発し、市街地を1周して戻りました。行き交う人や車窓に手を振ると、30%くらいの人から手が振られました。参加した私と同年代の男性は、大きな声でお礼を言っていました。
 道の駅前がターミナルで、そこからバスで余市へ行きました。先ほどの男性に見送られ、嬉しかったです。
 行進は、11人とワンちゃん1匹で1.1㎞です。