竹田昭彦日誌(#52)7月26日(金)
〈 署名行動で 被爆者の話を聞く 〉
 出雲市の市役所訪問、行進、署名行動です。
 9時、出雲市役所前で出発式を開き、市の幹部の方から激励の挨拶とペナントをいただき、行進がスタートしました。  
   
新庁舎の「非核宣言平和のまち」垂れ幕=2013/7/26 旧庁舎の「非核宣言平和のまち」垂れ幕=2003/7/26
 市役所の建物が、2003年に訪問した場所の反対側に、新しく建っていました。
 2003年に見た、「非核宣言平和のまち」垂れ幕の大きさに感激したが、今回も、大きく掲げてありました。
 出発式の私の挨拶では、その感激を再び得たことを話しました。
署名行動で各戸を訪問=出雲市
 署名行動では、2、3人で組をつくって各戸を訪問します。
 在宅している人がおられるか、留守か、「こんにちわ」と聞き耳を立て伺います。
 1昨日と昨日の訪問では、被爆された方の家を偶然にもたずねました。島根県は、被爆した方が多い気がします。
 昨日の方は、妻が学徒動員で出雲から広島へ行き、被爆したと言います。1昨日の方も、兄が浜田の連隊から広島へ派遣され、被爆したと話しました。
 1昨日(平田町)、別の組の人から、「女学生の頃、広島から到着した列車に、被爆した兵隊さんがケロイド状態の顔で降りてこられ、他の乗客と一緒にしないよう、連れていかれた。被爆者は当時、松江の陸軍病院で療養されていた」と、話されことを聞きました。
 島根と広島は隣県で、行き来が多かったことから、被爆した人が多いと思われます。
 今日の行進は、区間により参加者20〜30人で、4区間延べ10.7q歩きました。署名行動は、2ヶ所で、延べ署名92筆と募金5,300円をいただきました。