竹田昭彦日誌(#81)7月28日(土)
〈 沿道募金続々と 尾道で7万円〉
 尾道市の市役所訪問と行進、三原市の行進です。
 広島県の行進は、自治体が替わるたびに引き継ぎをします。引き継ぎ場所は、境界線にこだわらず、行進距離のバランスや、引き継ぎ場所の確保、などで決めています。
 昨日の福山市から尾道市への引き継ぎは、尾道市役所の前でした。今日の尾道市から三原市への引き継ぎは、三原市へ4.5qほど入った糸崎神社の境内でした。
 引き継ぎで、随行車などが交替した場合、荷物の載せ替えに注意しないと、忘れ物の出ることがあります。
作家の林芙美子像=尾道市・本通り商店街入口
 9時50分、尾道市役所前で出発集会を開き、今日の行進が始まりました。今夜、花火大会があるそうで、市役所の横の広場は、見物客の場所取りのビニールシートで埋まっていました。
 尾道の平和行進は、日にちが固定しているので、休日の花火大会に当たると、集会場所や、宣伝カーの駐車場所が使用できず、不便でした。昨日の終了集会は、市役所の前の歩道で短時間に済ませました。花火大会は、市役所の真後ろと、向島の間にある尾道水路の台船で行われます。
 行進の出発時から、沿道の人や、行き交う車の車窓から手が振られました。連続3台の車から手が振られるなど、全体で2台か、3台のうち、1台から手が振られる状況です。これまでにない激励です。世の中が変わってきた印象です。 
活躍する募金隊=三原市
 募金隊が、歩行者へ募金をお願いすると、ポケットからサイフを出して応じられ、それを見ていた別の歩行者が募金され、そこに家から飛び出してきた人が募金され、アッという間に3人が募金される光景を、12回も通し行進してきて初めて見ました。
 糸崎神社の引き継ぎで、尾道の昨日と今日の沿道募金合計は、71,466円と発表されました。挨拶した尾道市原水協会長の住田哲博さんは、「最近の最高金額です。世界大会へ30人を是非とも派遣したい」と、意気が上がりました。
 募金の方でも、世の中の変化を感じました。
 今日の行進は、区間により参加者40〜25人で延べ16.5q歩きました。