竹田昭彦日誌(#74)7月21日(土)
〈 新見市行進で 折り鶴が次々寄せられる 〉
 早島町の役場訪問と行進、倉敷市の行進です。
 なお、私は午前の行進途中で、網の目「新見市コース」へ移動し、新見市の行進です。
早島町の副町長(右から2人目)と議長(中央)が行進
 9時、早島町役場で出発式が開かれ、休庁日にも関わらず副町長さん(町長代理)と議長さんから激励の挨拶を頂きました。
 副町長さんは、危険な核利用による福島原発事故の悔しさを話され、議長さんは、核兵器の抑止力にたよったり、核兵器を持ちたい国があるがある限り、平和な世界にならない,、と核兵器兵器廃絶を強調されました。
 副町長さんと議長さんに、行進へ参加して欲しいとの声に応えられ、200bほど歩かれました。昨年は、町長さんと議長さんが歩いたそうです。
 私が和歌山から行進してきて、自治体のトップの方と、一緒に行進したのは初めてです。感激しました。
 早島町は、県内の自治体で面積が1番狭く、人口密度が1番高いそうです。岡山市と倉敷市に挟まれ、合併せず頑張っている町です。平和行政にも、誇りをもっていると感じました。
新見市の行進で市民から折り鶴が寄せられる
 午前の行進中、休憩した「倉敷市民会館」で行進を止めて、新見市へ移動です。
 午後1時、倉敷駅から伯備線の列車に乗り、1時間30分ほどして新見駅へ着きました。新見市は、岡山県の西北端で、隣は島根県の日南町です。
 午後4時、市役所のロビーで出発集会が開かれ、はじめに、年金者組合員の歌声グループが、アコーデオンの伴奏で「上を向いて歩こう」「故里」「青い空は」を歌いました。それが、参加者全員の合唱に広がる進行となりました。歌声グループは、この日の披露を目指し、練習されたそうです。結果は、和気あいあいのムードで、合格の評判でした。
 行進に移ると、家や、店から人が出て来られ、10羽前後ずつの折り鶴が行進団に寄せられました。新見市原水協は、毎年、1万羽の折り鶴運動を続けているとの事でした。寄せられた折り鶴は、8月6日に広島平和公園の「原爆の子の像」の所に捧げます。
 平和行進の沿道には、事前に折り鶴をお願いしており、行進時に受けとっています。
 この他、学校にお願いしたり、お祭りなどで折り鶴コーナーを出し、折り鶴運動を進め、随時受け付けいるそうです。
 1万羽の折り鶴運動は、地域に密着した素晴らしい取り組みだと思いました。
 今日は、早島町と倉敷市を約80人で5.9q、新見市を40余人で2.8q、合計8.7q歩きました。