竹田昭彦日誌(#12)5月17日(木)
〈 パンダの町 白浜 〉
 白浜町の行進です。
 役場に着くと、玄関に「パンダの町 白浜」のキャッチフレーズが目につきました。白浜が、新婚旅行のメッカだったことは知っていましたが、「パンダの町」と知らず、たいへん失礼しました。
“パンダの町 白浜” を玄関に掲げた白浜町役場
 白浜町にパンダが8頭おり、6頭(双子3組)は白浜生まれです。中国以外で、2世誕生成功の多さが、世界的に注目されているそうです。新婚旅行で子宝に恵まれることと、縁があるのでしょう。パンダの住みよい町、白浜です。
 ちなみに、私の新婚旅行は、東京の八丈島でした。
白浜町役場の出発集会で挨拶する竹田、(中央)井澗誠町長
 午後5時20分、出発集会が開かれ、井澗誠市長さん、水上久美子副議長さん(議長代理)から激励の挨拶をいただきました。続いて、町の各界代表から歓迎と連帯が述べられ、「原爆ゼロ」とともに「原発ゼロ」が強調されました。
 かって、日置川地区(合併前の置川町)で、関電の原発誘致問題があり、「賛成・反対」で住民を2分する争いが起きました。結果は原発を断ったが、土地を購入済みだった関電はあきらめていないのです。
 それで、町民たちが原発建設再燃を心配し、15日就任したばかりの新しい井澗町長さん(町長選13日)に、「原発ゼロ」表明が期待されていました。
白浜町役場を出発する平和行進
   熱気ある集会に続き、「核兵器廃絶・平和宣言の町」白浜町の立て看板にも激励され、行進へ移りました。
 参加者たちは、「昨年より参加者が多く、盛り上がった」と語っていました。集会のときには、役場から清原武教育長さんや職員たちも多く参加され、全体で60余人でした。
 行進は片道コースで、募金を手に家から出て来る人や、手を振る人が多くあり、平和行進への賛同を強く感じました。
 沿道募金は10,000円いただき、2.4q歩きました。