竹田昭彦日誌(#58)7月05日(月)
善光寺の参道を行進
 今日は、長野市の行進です。
 出発場所は、昨日の行進が終わった長野市豊野支所(旧豊野町)でした。長野県下の行進は、前日の終了場所から引き継ぎ、切れ目なく歩いて進みます。車での移動はなく、全て歩き通すようです。
植樹された「被爆クスノキ2世」=長野市豊野支所前の公園
 豊野支所の出発式では、昨日紹介した「被爆アオギリ2世」の前で行い、支所長さんから激励の挨拶をいただきました。
 昨日、私も気づきませんでしたが、長崎の「被爆クスノキ2世」も植樹してありました。役場前から少し離れた公園の茂みの中にあり、役場に行き来する目線から、見えにくい場所だからです。
 しかし、よく見ると、公園正面の左右に対をなしておりました。樹勢が大きくなる木なので、将来見応えがあるでしょう。
 この前で、平和行進の集会を高齢化して、歴史を引き継ぐのが良いと思いました。
戦争体験を話す高野進さん=長野市若槻団地
 午後に休憩した若槻団地の自治会館では、戦争体験談を高野進さん(88歳)から聞きました。
 国内で終戦を迎えたそうです。東京大空襲(1945年3月10日)の被害のありさまや、アメリカの爆撃機B29の撃墜で脱出した兵士の捜索に参加し、その兵士を拘束した体験などを話されました。
 その兵士は、高野さんと同じ年頃だったそうで、どうなったか心配していました。
善光寺の参道を行進
 午後5時20分、最後の休憩後の行進が長野市中央部の城山公園から出発し、善光寺の参道を通り、市役所まで歩きました。
 出発時は、100人ほどだった参加者が、途中からどんどん増え、善光寺の参道を通るころには200人を超えました。
 善光寺の参道を行進するとは、思っても見なかったので、嬉しかったです。
 夜は、歓迎夕食会を開いていただきました(総勢6人)。
 今日の行進では、参加者15〜200人以上で14.7km歩きました。