竹田昭彦日誌(#57)7月04日(日)
車窓から手を振る人多し
 今日は、飯綱町と長野市の豊野(旧豊野町)の行進です。
 天候不順で豪雨を心配しましたが、昨日、今日とも小雨程度でよかったです。
 昨日の信濃町と、今日の飯綱町の行進コースは、「五岳街道」とも呼ばれ、晴天ならば、両町の周囲にそびえ立つ妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山、斑尾山が見えるはずでした。地元の人たちは、山の頂きや景観のよさを私に話そうと、空を何度も見上げていましたが、曇天と雨が邪魔してしまいました。残念!

がんばって歩いた小学3年生 

 行進では、行き交う車の車窓から、手を上げたり、手を振ったりされる人が多くありました。
 欲目で見れば、2台に1台ほどの割合です。
 お父さんに連れられ参加した小学3年生も、先頭の「リレー横断幕」を持ってがんばり、盛んに手を振っていました。
 車窓から手を振られると「振った! 振った!」と喜んでいました。
植樹された「被爆アオギリ2世」=長野市豊野支所役場前の公園
 行進が終わった長野市豊野支所では、支庁舎前の公園に「被爆アオギリ2世」が植樹(2003年)してありました。
 旧豊野町が「非核平和都市宣言」をし、「日本非核宣言自治体協議会」(会長:長崎市長)に加入した記念に植樹したのです。
 しかし、旧豊野町は長野市に合併(2005年)した現在、その意志が今に引き継がれていないようです。私が見て話すまで、行進者も、支所の方も知らなかったからです。
 「被爆アオギリ」は広島市で被爆して再生した木です。そして、長崎市で被爆して再生した木が「被爆クスノキ」です。両市は、その2世を「平和のシンボル」として、全国各地で植樹されることを願っています。
 今日の行進では、参加者15人前後で12km歩きました。