信濃町役場の出発集会では、童謡「村のかじ屋」を原詩で合唱しました。
信濃町の行進は、「村のかじ屋」を歌ってスタートするのが慣わしだそうです。同町には、今も鍛冶屋が20軒ほどあり、「村のかじ屋」の歌碑が、同町柏原の国道18号沿いにあるそうです。
原詩の3番目を紹介します。反戦平和の歌になっています。
刀はうたねど大鎌小鎌
馬鍬(まぐわ)に作鍬(さくぐわ) 鋤(すき)よ鉈(なた)よ
平和のうち物休まずうちて
日毎に戦ふ 懶惰(らんだ=なまける)の敵と
この童謡は、1912年(大正元年)に尋常小学唱歌として発表され(作詞者・作曲者不詳)ました。3番目の歌詞が、太平洋戦争時中、国策に反するとして抹消されされ(4番目を含)、戦後も復活しませんでした。
原詩を全国の平和行進で歌うのも、よいと思いました。
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